この記事では、保育における「指導」と「援助」の違いを分かりやすく説明していきます。
保育における「指導」とは?
保育における「指導」の意味
「指導」は「しどう」と読みます。
意味は、「日常の保育において、できないことを保育士が教えて、習得させること」です。
保育における「指導」の概要
保育における「指導」は、幼児に対して代わりにやってあげるのではなく「この様にしようね」と言って教えて、自分でできる様にすることを言います。
もちろん乳児には無理ですので3歳児以上が対象になります。
例えば、保育中に幼児がうまくスプーンやフォームを使えない時に、保育士が手を添えて使える様にすることは、「援助」になります。
「指導」は、保育士が目の前でスプーンやフォークを握って見せたり使ったりしながら「この様にしてみて」と教えて、自分で習得する様に仕向けることを言います。
保育における「援助」とは?
保育における「援助」の意味と概要について紹介します。
保育における「援助」の意味
保育における「援助」とは、「日常の保育において、できないことを手伝ってあげること」という意味です。
保育における「援助」の概要
保育における「援助」とは、最終的に本人ができる様になることを目的として、現在出来ないことを代わりにしてあげることを言います。
例えば、保育園において乳児が衣服を着脱したり、遊びをする時に道具を操作してあげたりなど、本来自分でやるべきことを助けてあげる時に使います。
これにより、年齢に応じた運動をしたり、身の回りを清潔に保ち、健全な生活が送れる様にするの目当てとなります。
保育における「指導」と「援助」の違い!
「指導」は「出来ないことを教えて自分で習得させること」です。
「援助」は「最終的に出来る様になることを目的として、出来ないことを手伝ってあげること」です。
まとめ
今回は保育における「指導」と「援助」の違いをお伝えしました。
「指導は教えてやらせる」、「援助はやってあげる」と覚えておきましょう。