「詳細」と「概要」の違いとは?分かりやすく解釈

「詳細」と「概要」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「詳細」「概要」の違いを分かりやすく説明していきます。

「詳細」とは?

「詳細」とは?

「詳細」とは、「詳しい部分まで表したもの」という意味になる言葉です。

「詳細は、欄外に書いておく」とあった時には、欄外にそれについての詳しいことが書かれており、「詳細については、後日に」とすると、詳しいことは今日ではなく、後から伝えると表現しています。

どこまで詳しい内容になるかについての言及はない表現なので、同じ「詳細」とされたものでも、とても細かい場合もあれば、そこまででもないといったこともあります。

「概要」とは?

「概要」とは?

「概要」は、「大まかな内容」のことで、対象の全体をざっと表現したもののことになります。

「概要だけでも教えて欲しい」「概要を聞いたが、今ひとつピンとこない」のような使われ、前者は、大まかな内容でいいので知りたいと言っており、後者は、大まかな内容だけではよく分からないと言っていると解釈できます。

こちらも、大まかという表現がどこまでのものなのかは、そのようなものを作った(表した)人によって様々で、「概要」とは言いながら、それなりに細かい部分まで表現されている場合も少なくありません。

「詳細」と「概要」の違い

「詳細」と「概要」の違い

「詳細」「概要」の違いを、分かりやすく解説します。

「詳細」は、対象の詳しいことまで分かるように表されるもので、例えば、旅行日程のそれでは、最初の集合場所や時間から、どのような交通手段でどこを回り、宿泊はどこといったような各タイムテーブルがそれに当たります。

これが該当となると、「概要」とすると、3日でこことここを回るといった程度のものとなり、大まかな内容がこの言葉で表されます。

ネット上の情報サイトでは、各事柄の「概要」が一覧表示になっており、それらを選択すると、各「詳細」のページにジャンプするといった作りがよく見られます。

まとめ

まとめ

「詳細」「概要」は、このような違いになります。

どちらも、それを表現した人によって程度がそれなりに変わるものだとも覚えておくといいでしょう。