この記事では、「家賃」と「賃料」の違いを分かりやすく説明していきます。
「家賃」とは?
「家賃」とは、アパートやマンションなどの賃貸物件に居住する時に、毎月支払う金額のことです。
要は、その部屋を借りる為のお金で、物件の新しさや広い部屋、日当たりなどによって上下する他、地域ごとに大まかな相場というものがあります。
例えば、ほとんど同じ条件の物件で、都心ではこれが15万円なのに対し、そこから2時間も離れた地域では10万円以下という場合も少なくありません。
更に、鉄道の駅が近い、近隣にスーパーやコンビニなどの便利な施設が多いといったような環境によっても細かく変わるものです。
「賃料」とは?
「賃料」とは、何かを借りる際に掛かる金額になります。
上の「家賃」は、部屋を借りる為の「賃料」という扱いになり、この中の1つです。
よって、「レンタカーを借りる為の賃料」と使えば、レンタカー代のことになりますが、不動産業界では「家賃」のこととして使っており、一般でも「賃料」と言えば、「家賃」のことだと解釈する場合も多いです。
しかし、言葉としては先のように、不動産以外のレンタカーなどにも使って構わない言葉です。
「家賃」と「賃料」の違い
「家賃」と「賃料」の違いを、分かりやすく解説します。
「家賃」は、賃貸物件で毎月支払う金額のことで、「賃料」も、不動産業界ではそれと同様に使われています。
その「賃料」は、一般にはその他の「レンタル代」としても使うことができますが、「○○の賃料」のように具体的に対象を明示しない場合には、「家賃」のことと使っている場合がほとんどです。
尚、賃貸物件では、「家賃」以外に「管理費」というものが必ず掛かります。
これが込みだという場合もありますが、共用部分になるエントランスや廊下、エレベーターなどのメンテナンス代という名目です。
まとめ
「家賃」と「賃料」は、このような関係になります。
「家賃」は、都心の高級マンションともなると、100万円を超えるような場合も珍しくありません。