この記事では、「勤勉」と「真面目」の違いを分かりやすく説明していきます。
「勤勉」とは?
「勤勉(きんべん)」とは、「仕事・勉強において怠けることなく、一生懸命に励むこと」を意味している言葉です。
「勤勉」という表現は、「仕事・学業おける地道な努力をコツコツと続けられるさま」を意味しているのです。
例えば、「彼は勤勉な性格で欠勤したことはありません」や「勤勉に勉強して志望大学に合格しました」といった例文で使われます。
「真面目」とは?
「真面目(まじめ)」とは、「いい加減なところがなくて真剣であること」や「嘘偽り・ごまかしがなくて本気なさま」を意味している表現です。
「真面目」という表現には、「決められた規範(ルール)を破ることがない性格」や「誠実で真心があるさま(人を傷つけるような悪事をしない性格)」といった意味合いもあります。
例えば、「真面目に研究に取り組んでいます」や「彼は真面目なので寮の門限を破ることはないでしょう」などの文章で使用することができます。
「勤勉」と「真面目」の違い!
「勤勉」と「真面目」の違いを、分かりやすく解説します。
「勤勉」も「真面目」も「いい加減なところがなく、物事に真剣に取り組むさま」という意味では共通していますが、「勤勉」は「主に仕事・勉学に対する真剣な態度」を意味しているのに対して、「真面目」は「嘘をつかず悪事をしない誠実な性格」も意味している違いがあります。
「勤勉」の表現には、「真面目」にあるような「人をだましたり傷つけたりするような悪事をしない誠実さ・真心のある態度」といった意味合いはありません。
「勤勉」の中心的な意味は「やるべき仕事・勉強に地道に励むこと」であり、「真面目」の中心的な意味は「規範(ルール)に違反せず悪事をしない性格」や「いい加減ではない本気の態度」にあるという違いを指摘できます。
まとめ
「勤勉」と「真面目」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「勤勉」とは「仕事・勉強などを怠けることなく地道な努力を続けること」を意味していて、「真面目」は「嘘・ごまかしがなく真剣(本気)であること、悪いことをせず誠実であること」を意味している違いがあります。
「勤勉」と「真面目」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。