「設問」と「問題」は似たような意味を持っている混同しやすい言葉ですが、「設問」と「問題」の意味の違いを正しく理解できているでしょうか?
この記事では、「設問」と「問題」の違いを詳しく説明していきます。
「設問」とは?
「設問」という表現は、「(主にテストの)問題を作って出すこと・問題を設定すること」や「出された問題そのもの」を意味しています。
「設問」の表現の使い方は、「文章の読解力がないと正答できない設問をしました」のように、「問題を作って出題する」の意味合いで使う使い方になります。
「問題」とは?
「問題」という表現は、「解答を求めるテスト(試験)などの問い」や「解決すべき事柄・困った事柄」、「世間が興味関心を持っていること・話題」などの色々な意味を持っています。
「問題」の表現は、「難しい問題に挑戦します(解答すべき問い)」や「経済問題に悩んでいます(解決すべきこと)」、「ややこしい問題が多発しています(困ったこと)」のような例文で使用することが可能です。
「設問」と「問題」の違い!
「設問」と「問題」の意味の違いを、分かりやすく説明します。
「設問」という表現は「問題を作成して出題すること・問題を設定すること」を意味していますが、主に「試験・テストの問題(問い)」を指し示しています。
それに対して、「問題」という言葉には「試験・テストの解答すべき問い」の意味もありますが、それ以外にも「解決すべき事柄・批判や研究の対象になっていること・困った事柄・話題になっていること」などの色々な意味合いを持っているという違いを指摘できます。
まとめ
「設問」と「問題」の意味の違いを詳しく説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「設問」というのは、「問題を作成して出すこと・問題を設定すること・問題そのもの」を意味しています。
それに対して、「問題」という言葉は「解答を求めるテストなどの問い・解決すべき事柄・困った事柄」などを意味しています。
「設問」と「問題」の違いを知りたい時には、この記事の内容を確認してみてください。