この記事では、「海外」と「外国」の違いを分かりやすく説明していきます。
「海外」とは?
「海外」とは、日本国外のことを指す言葉です。
「海外旅行に行ってきた」などと使われる言葉で、それによって、行き先が日本国内以外の旅行に行ったことが分かります。
「海外では、英語が一番使われている言語だ」などと、日本以外のことを対象にする場合にもよく用いられ、日本が島国なことから、「国外」と同じ意味の類義語として用いられています。
「外国」とは?
「外国」は、日本以外の国を指して使われます。
「外国へ旅行に行った」とすると、日本ではないどこかの国へ旅行に行ったことの表現になり、それが初めてのことであれば、「外国に行くのは初めてだ」のようにも使うことができます。
日本で使う場合には、先の「海外」とあまり変わらず、同じく日本以外の国という解釈になると考えていいでしょう。
ただし、こちらの言葉は、日本以外を基準として、アメリカから見た「外国」といったような使い方もできる点が異なっています。
そのアメリカからすると、日本は「外国」であり、日本から見れば、アメリカの方が「外国」になるという具合です。
「海外」と「外国」の違い
「海外」と「外国」の違いを、分かりやすく解説します。
日本で使う分には、この「海外」と「外国」は、ニュアンスとして一緒です。
「外国」は、日本以外から見たそれという使い方もできる言葉で、そちらも含めて自国以外という意味になります。
「海外」は、日本以外では、同様に島国でないと使うことがない言葉だと考えていいでしょう。
その為、使った国以外の「外国」という意味になり、日本で使った時には、どちらでも特に解釈が変わることはありません。
まとめ
「海外」と「外国」は、このような言葉です。
意味こそ変わるものではありませんが、旅行に関しては、「海外」の方がよく用いられており、日本以外に住んでいたと使う時には、「外国」と表現することが多くなっています。