「食べれる」と「食べられる」の違いとは?分かりやすく解釈

「食べれる」と「食べられる」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「食べれる」「食べられる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「食べれる」とは?

「食べれる」とは?

食べることができるという意味の言葉で、食べられるのら抜き言葉となっています。

敬語としての表現の意図がないことからより食べることができるという意味が明確になっているとも言えます。

「ピーマンも食べれるようになった」など食材、食品名を前に出して使うというケースが一般的です。

好き嫌い、アレルギーなどであれば聞くという使い方もできますし、食べている人がこれも食べれるというような使い方もできます。

口に出して使うことが特に一般的と言えますが文章でもそれほど問題なく使えると言えるでしょう。

ただしテレビのテロップなどでは「食べれる」と口で言っていても「食べられる」と表記されるケースがあります。

すごく食べれるなどという言い方は意味自体は量的に食べられるととれますがあまり使われません。

「食べられる」とは?

「食べられる」とは?

食べることができるという意味、敬語として敬語を使う対象がものを食べることという意味もあります。

敬語としての食べられるは召し上がる、お食べになるという言葉も同じ意味合いで使えます。

「上司がカニを食べられる」などと言った使い方ができます。

敬語ではない表現での「これは食べられる」という使い方ではこの食材や料理は嫌いではなくアレルギーなどもないということができます。

食べれると同じ意味であるため、質問として使う場合と自分から食べられるかどうかを伝える場面でも使えます。

「元気になったので何でも食べられる」という使い方では体調不良で脂っこい料理などが食べられないなどの状態から脱したことを意味します。

食べられるという言葉は好きという意味までは含まれておらず、嫌いだけど食べられる、好きであるというところまで判断できませんが、一般的に好きな料理に対して「食べられる」と言うよりは「好き」ということが多いでしょう。

「食べれる」と「食べられる」の違い

「食べれる」と「食べられる」の違い

「食べれる」「食べられる」の違いを、分かりやすく解説します。

食べれるという言葉は食べられるのら抜き言葉となっており、食材や料理について食べられるかどうかということを指すことができる言葉です。

食べられるはその意味に加え、「食べる」の敬語表現として使うシーンもありますが、微妙にシチュエーションが異なっていて、敬語を使う対象が食べているところであるため、混同することはほぼないでしょう。

食材が食べられるかどうかということに関しては自発的に言うケースと質問するケースで使うことができます。

「何でもよく食べられる」というケースではいろいろな食材に好き嫌いしないという意味で、「食べれる」でも同じ意味で使えますが、敬語としても対象者が何でもよく食べているということになります。

まとめ

まとめ

食べれると食べられるは基本としては食べることができるという意味の言葉、食べられるのみ食べるの敬語表現という意味も持っています。

食べれると食べられるはら抜き言葉の関係性です。