「上げ膳据え膳」と「至れり尽くせり」の違いとは?分かりやすく解釈

「上げ膳据え膳」と「至れり尽くせり」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「上げ膳据え膳」「至れり尽くせり」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「上げ膳据え膳」とは?

「上げ膳据え膳」とは?

「上げ膳据え膳」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「上げ膳据え膳」は、「あげぜんすえぜん」と読みます。

「上げ膳据え膳」は、「自分は何もせず、すべてのことを、人にしてもらうこと」という意味があります。

「上げ膳」は、食膳を取り下げることを意味し、「据え膳」は、食膳を人の前に据えることを意味します。

ちなみに「食膳(しょくぜん)」は、「食べ物を乗せる膳」や、「膳にのせた食べ物」を意味し、旅館で宴会をするときなどに目にする、一人前の料理をのせたお膳のことを指します。

旅館に行けば仲居さんがすべての面倒を見てくれて、料理のしたくや料理を運ぶ必要などがありません。

そこから転じて、自分では何もせず、周囲の人が世話を焼いてくれるような状況のことを、「上げ膳据え膳」と呼びます。

「旅行に行くと、上げ膳据え膳なので、幸せだ」などという文章を作ることができます。

「至れり尽くせり」とは?

「至れり尽くせり」とは?

「至れり尽くせり」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「至れり尽くせり」「いたれりつくせり」と読みます。

「至れり尽くせり」は、「配慮が行き届いていて、申し分のないこと」という意味があります。

何から何まで配慮が行き届いていて、文句のつけようのないような状況を、「至れり尽くせり」と言います。

例えば、高級ホテルに宿泊したときに、部屋の準備が完璧で、料理も良く、ホテルマンの接客にも文句のつけようのない場合は、「このホテルのサービスは、至れり尽くせりだ」などという文章を作ることができます。

また、友達の家に遊びに行ったら、食事を用意してくれて、お風呂の準備をしてくれるなど、配慮が行き届いていると感じることがあるかもしれません。

このような場合は、「友達が至れり尽くせりの世話を焼いてくれた」などという文章にできます。

「上げ膳据え膳」と「至れり尽くせり」の違い

「上げ膳据え膳」と「至れり尽くせり」の違い

「上げ膳据え膳」「至れり尽くせり」の違いを、分かりやすく解説します。

「上げ膳据え膳」は、「自分は何もせず、すべてのことを、人にしてもらうこと」という意味があります。

一方の、「至れり尽くせり」は、「配慮が行き届いていて、申し分のないこと」という意味があります。

どちれも、良いサービスを受けることができているような状況を意味する言葉になります。

ただし、「上げ膳据え膳」は、「自分が何もしなくてもいい」というところに、主眼が置かれているのに対して、「至れり尽くせり」は、「相手のサービスが完璧なこと」に主眼が置かれているという違いがあります。

まとめ

まとめ

「上げ膳据え膳」「至れり尽くせり」の違いについて見てきました。

2つの言葉には明確な意味の違いがありました。

意味の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。