「配信」と「送信」という表現があります。
最近はインターネットを使い、「ネット配信」などを利用する人も多いかもしれません。
それならば「配信」という表現と「送信」という表現はどんなように違うのでしょうか。
ここでは「配信」と「送信」という言い回しについて、意味と違いを詳しく紹介していきます。
「配信」と「送信」各々の解釈
「配信」と「送信」のそれぞれの意味や使い方の解釈をします。
「配信」の意味や使い方
「配信」というのは「通信社や新聞社、放送局などが入手した情報やニュースを支社や他のマスコミ機関、官庁、企業などに配送する」という意味です。
「通信社が放送局や新聞社に、新聞社の本社から支社に、放送局の親局から地方局に記事や番組を送る」という意味でも使われますし、「インターネットを利用して企業や個人が動画や音楽、情報等を送信する」という意味もあります。
「インターネットを使ってデータを配布する」時にも「配信」という表現が使われ、「音楽配信」や「動画配信」などと言われることもあります。
「送信」の意味や使い方
「送信」というのは「電子メールを送る」という意味になり、「受信」が対義語になります。
これ以外にも「信号を送ること」や主に「電気信号を遠方に送ること」という意味で使われることもあり、「緊急信号を送信する」などと言われることもあります。
最近は誰もがプライベートやビジネスでメールを使うようになりましたから、「メールを送信します」などと使う人も多いのではないでしょうか。
メールボックスにも「送信ボックス」というものがあり、「送信」したメールが保存されています。
「配信」と「送信」の違い
「配信」と「送信」はよく似た言い回しですが、それぞれ意味が異なります。
「配信」というのは「通信会社などが情報を流す」という意味であり、「送信」というのはメール等を送る」という意味になります。
「配信」は「一斉に不特定多数や大人数の相手に同じ内容のメールやメッセージを送る」という意味でも使われますし、それに対して「送信」は「ある特定の相手にメールやメッセージを送る」という意味で使われます。
「配信」と「送信」各々を使った例文と意味を解釈
「配信」と「送信」を使ったそれぞれの例文とその意味を解釈していきます。
「配信」を使った例文と意味を解釈
「彼はメルマガを配信し、広告収入を得ています」
最近はネットビジネスをする人が増えています。
副業という形でネットビジネスをする人もいますし、そこから起業して自分で仕事をしている人もいます。
特にブログは誰でも簡単に始められるものですが、もう一つ比較的簡単に儲けが期待できるものがメルマガになります。
このようなメルマガを「配信」することで利益を得ている人もいるのではないでしょうか。
多くの人に求められるような内容であれば、メルマガは大きく成功できるものだと言えるでしょう。
「送信」を使った例文と意味を解釈
「今朝メールを送信しましたが、確認していただけますでしょうか」
メールはとても便利ですが、その一方で相手に必ず届いているかどうかわからないという欠点があります。
メールを送ったつもりでも、インターネットの不具合などでメールが届いていないこともありますし、大切なメールを送ったのであればきちんとそのメールが届いているか確認する必要があります。
まとめ
「配信」も「送信」もパソコンでよく使われる表現ですので、違いがよくわからないと感じる人もいるかもしれません。
違いをしっかりと理解し、間違いないように覚えておきましょう。
