この記事では、「代用」と「代替」の違いを分かりやすく説明していきます。
「代用」とは?
「代用」の意味と使い方について紹介します。
「代用」の意味
「代用」は「だいよう」と読みます。
意味は「あるものに代えて別のものを使うこと」です。
「代用」の使い方
「代用」は、あるものの代わりに別のものを使って、取りあえず用を足すことを言います。
急に何かが必要となったけれども手元にそれがない場合、代わりに使えて最低限のレベルを確保できるものに対して使われます。
例えば、「マスクを忘れたのでハンカチで代用する」「灰皿がないので空き缶で代用する」などがあります。
基本的に、適切ではないが、それを使っても誰にも迷惑をかけず、取りあえず目的を達成できる時の表現です。
ものに対して使われる言葉で、人に対して使う場合は「代理」になります。
「代替」とは?
「代替」の意味と使い方について紹介します。
「代替」の意味
「代替」は「だいたい」「だいがえ」と読みます。
意味は「それに見合う他のもので済ませること」です。
「代替」の使い方
「代替」は、あるものの代わりに他のものを使って、問題なく用を足すことを表します。
正しくは「だいたい」と読むのですが、「大体」と同じ読み方であることから、区別を付ける為に「だいがえ」と読むこともあります。
「代替」は、正しくそのものがない時に、代わりに使っても全く仕上りに違いの出ないものに対して使われます。
例えば「ネットスーパーで注文したビールが品切れだったので、代替として別のメーカーのビールを持ってきた」などがあります。
「代用」と「代替」の違い!
「代用」は「適切ではないけれども取りあえず用が足せるもの」です。
「代替」は「本来のものと変わらない仕上りになるもの」です。
まとめ
今回は「代用」と「代替」の違いをお伝えしました。
「代用はとりあえずのもの」、「代替はそのまま使って問題ないもの」と覚えておきましょう。