「楽観」と「ポジティブ」の違いを分かりやすく解釈

「楽観」と「ポジティブ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「楽観」「ポジティブ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「楽観」とは?

「楽観」とは、物事をすべて、良い方向にとらえて考えることを言います。

また将来的に明るい見通しを持つことでもあります。

何か物事が起こった時に「何とかなる」「別にどうってことない」という風にとらえる人は「楽観している」「楽観的」ということになります。

またその逆で何事も悪い結果を予想して、気持ちが落ちている、悪いものだと考えることは「悲観」です。

「楽観」「悲観」は対義語ですので併せて覚えておくといいでしょう。

「ポジティブ」とは?

「ポジティブ」とは英語では“positive”と綴ります。

意味が複数ありますが、まず名詞としての意味であれば、写真の陽画のことで、明暗、色調が被写体と同じことです。

また電気の陽極という意味もあります。

そして形容動詞としての意味は、積極的な様子、肯定的である様子となります。

一般的に仕事、日常生活で使われる「ポジティブ」とは「ポジティブシンキング」という意味合いになります。

これは物事を肯定的、前向きにとらえる思考方法のことです。

使い方としては「落ち込んでいても仕方ない、ポジティブにいこう」「こんな悲しいことがあったのだ、私はポジティブにはなれない」などと、使います。

「楽観」と「ポジティブ」の違い!

「楽観」「ポジティブ」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉はどちらも同じ意味合いで使われています。

ですから、どちらを選んでも意味合いが大きく変わることはありません。

微妙な違いをあげるならば「楽観とは物事をすべて良いように考えること、明るい見通しを持つこと」「ポジティブとは積極的、肯定的であること」となります。

例えば、悪いことが起こったとしても「何とかなる」と気にせず明るく言える人は「楽観」です。

一方で悪いことが起こったとしても、それはそれで意味があると、何かいいように解釈して前向きに考えることは「ポジティブ」となります。

微妙な違いですが、使い分けてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「楽観」「ポジティブ」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「ポジティブ」には複数の意味がありますので、会話や文章など前後にある言葉から、どの「ポジティブ」なのか判断してください。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して使っていきましょう。