ビジネスで「支払期日」と「支払期限」という言葉が使われることがあります。
一体違いは何なのか、それぞれの概要についても併せて紹介します。
「支払期日」とは?
「支払期日」の意味と概要について紹介します。
意味
「支払期日」とは「お金を払うべき人が、お金を貰うべき人に対して支払わなければならない特定の日のこと」という意味です。
「その日中に支払わなければならない」という1日のことを言います。
概要
「支払期日」は、「支払うべき特定の日」を表し、その前後の日は含まれません。
つまり、「支払期日」が「12月31日」である場合、「ピンポイントで12月31日に支払うこと」を表し、法律的にはその他の日の支払いは認められないことになるのです。
但し、日常的な売買の場合「支払期日」より前に支払っても問題ないとされています。
「支払期限」とは?
「支払期限」の意味と概要について紹介します。
意味
「支払期限」とは、「お金を払う人が、お金を貰うべき人に対して支払わなければいけないある時点までの期間のこと」という意味です。
「その日までに支払わなければならない」という時点のことを言います。
概要
「支払期限」は、「支払うべき日までの期間」を表し、契約により定められた日までの期間が含まれます。
つまり、「支払期限」が「12月31日」である場合、「12月31日までに支払うこと」であり、それ以前に支払っても良いことになります。
また、「支払期限」には「12月31日正午まで」の様に時刻を指定することもあります。
「支払期日」と「支払期限」の違い!
「支払期日」は、「指定されたピンポイントの日に支払わなければならないこと」です。
「支払期限」は、「指定された時点までに支払わなければならないこと」です。
2つの違いは「支払う日が1日か、期間か」という点ですが、実際にはどちらも「期日まで」に支払えば良いことになっています。
まとめ
「支払期日」と「支払期限」は厳密には違いがありますが、日常的な売買では「支払期限」の意味で使われています。
ビジネスなどの契約ではしっかりと守る様にしましょう。