この記事では、「定価」と「原価」の違いを分かりやすく説明していきます。
「定価」とは?
「定価」とは、ある商品の「決まっている値段」のことを言います。
そもそもの値段ということになりますので、「定価」で買うのが一番高いということでもあります。
そこで「定価で買うことはしない」という言い方があるわけです。
他には「定価の2割引き」「コンビニは定価販売なのでスーパーで買う」「レアものならば、オークションで定価越えすることもある」などと、使います。
「原価」とは?
「原価」とは、ある製品を作り、販売するまでにかかった費用のことを言います。
また商品を仕入れた時の値段のことでもあります。
「原価率が高ければ、その分利益は少ない」「原価に対して、この値段はぼったくりだ」「原価自体が高くなっているので、値上げするしかない」などと、使います。
「定価」と「原価」の違い!
「定価」と「原価」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は、物の売り買いに対してよく使われる言葉です。
ですがそれぞれの意味はまったく違うものですから、しっかりと覚えて使い分けてください。
まず「定価」ですが、これはある商品の決まっている値段です。
売る側が割引価格で売ることができる場合と、できない場合があります。
例えば、書籍、CDなどは「定価」販売が義務づけられています。
お店側が勝手に割引することはできないわけです。
ですが、ポイントなどを使ってお得に購入するという方法はとれます。
また「定価」より安くして売ることができる場合でも、割引率を多くすればするほど売る側の利益は減ります。
一方の「原価」ですがこれは、製品、商品を作り販売までに使った費用のことを言います。
また仕入れた時の値段ということでもあります。
つまり商売においては「原価」を低く抑えることが儲けを大きくすることになります。
しかしスーパーなどにおいては「原価」ぎりぎりで安売りをすることもあります。
これはお客を集めることが目的ということがほとんどです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「定価」と「原価」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を理解して使い分けていきましょう。