「企画」と「提案」の違いとは?分かりやすく解釈

「企画」と「提案」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「企画」「提案」の違いを分かりやすく説明していきます。

「企画」とは?

「企画」とは?

「企画」とは、実際にするべき物事の内容を考えて、実現に向けて計画を立てることを言います。

またそのような計画内容のことでもあります。

「イベントの企画」「企画したのは彼ですが、細かい計画は彼女が担当するそうです」「新製品の企画会議を行う」などと、使います。

「提案」とは?

「提案」とは?

「提案」とは、会議にかける案、考えなどを出すことを言います。

またそのような議案、考えのことでもあります。

「誰か、提案する人はいませんか」「中止を提案したが、即、却下された」などと、使います。

「企画」と「提案」の違い!

「企画」と「提案」の違い!

「企画」「提案」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は仕事などでよく使われますが、意味が違いますので混同しないように気をつけてください。

「企画」とは実現したい物事の「内容」を考え「実現にむけて」の計画を立てることを言います。

これまでなかったような新しいこと、好ましいとされる物事の内容を具体的に考えて、実現できる準備をしていくといった意味になります。

「企画」が通り、実際に行動することになりましたら、方法、手順などを決めていきますが、それは「計画」と言います。

「企画」「計画」の言葉の意味も違いますので注意して使い分けるようにしてください。

一方の「提案」ですが、これは漢字の通り「案を提起」という意味になります。

会議で話し合う案、考えなどを出すことを「提案」と言います。

仕事や物事で「提案」は行われますが、必ずしもそれが認められるとは限りません。

あくまでも「考えていることを出す」という意味でしかないのです。

まとめておきますと「企画とは実現すべき物事の内容を考えること、実現できる計画を立てること」「提案とは議案、考えを出すこと」となります。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「企画」「提案」二つの言葉の意味と違いを説明しました。

はじめに「提案」があり、認められれば「企画」を作る、といったように覚えておくと、意味の違いがわかりやすくなります。

まったく違う意味ですので、混同しないようにしましょう。