この記事では、「教務室」と「職員室」の違いを分かりやすく説明していきます。
「教務室」とは?
「教務室」とは、学校において「授業」に直接関係する事務、の部屋ということになります。
つまり「教員たちの部屋」という意味です。
また「教務主任」という言葉がありますが、意味は、小、中、高の学校で教育課程、行事の企画、運営など総合的な立場から指導する教員のことです。
「職員室」とは?
「職員室」の「職員」とは、学校、官庁、会社などで、職務を担当する人のことを言いますが、一般的に「職員室」と言いますと学校の先生たちがいる部屋という意味になります。
この場合、授業を受け持っている先生だけでなく、例えば、学校事務、調理員、養護教諭、司書、スクールカウンセラー、用務員などの席も一緒の場合もあります。
必ずしも「教員」だけの部屋ではないという解釈になります。
「教務室」と「職員室」の違い!
「教務室」と「職員室」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉はどちらも学校にある部屋という共通点があります。
違いは何かと言いますと「教務室」というのは、学校において授業に直接関係する事務という意味です。
例えば「教務室」「事務室」と分かれている場合は「教務室」は教員、「事務室」は授業に関係しない事務員ということになるでしょうか。
「職員室」とは、事務員、用務員、司書など、教員に限らず学校の職員をまとめた言い方となります。
とはいえ、「職員室」と「教務室」は同義語として使われることもあります。
地域によっては「職員室」ではなく「教務室」が使われることが長く続いていることもあるでしょう。
また「職員室」は言葉の意味としては教員だけを限定しているわけではありませんが、「職員室」が教員の部屋で「事務室」は別にあるといった学校もあります。
まとめますと「職員室は学校職員の部屋」「教務室は教員の部屋」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「教務室」と「職員室」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
言葉の意味はそれぞれ違いますが、どちらも「先生たちがいる部屋」という意味合いでは同じです。
言葉の意味を正しく理解し、覚えておくようにしましょう。