この記事では、「関心」と「意欲」の違いを分かりやすく説明していきます。
「関心」とは?
「関心」とは、物事に興味を持つこと、注意を払うこと、気にかけることといった意味になります。
また「関心事」という言葉がありますが、これは特に気にかけていること、といった意味になります。
「彼の最近の関心事は、将棋らしい」「君が、政治に関心があるとは知らなかった」「別れた相手に何の関心もない」などと、使います。
「意欲」とは?
「意欲」とは、物事に対して、積極的にしようという意志や、気持ちという意味になります。
よく使われる言い方で「意欲的」という言葉がありますが、これは、積極的に行動しようとする様子という意味になります。
「意欲的に取り組んでいる」「意欲的な活動」などと使いますと、物事に前向きに向き合って動いていることが伝わります。
他には「創作意欲がわく」「新しい活動への意欲は今はない」「意欲に燃えている」などと、使います。
「関心」と「意欲」の違い!
「関心」と「意欲」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも、仕事や日常的な会話においてよく使われる言葉です。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して、混同しないようにしましょう。
まず「関心」ですが、これは物事に興味を持つ、注意を払う、気にかけるなど、自分が心に思うことといった意味になります。
つまり「関心がない」と否定する言い方は、その物事に対し何も考えていない、どうでもいいといった意味合いとなるのです。
相手が夢中になっている物事に「僕は関心がない」などとストレートに言ってしまいますと、場合によっては気まずくなることもある、そのような言葉です。
一方の「意欲」ですが、これは物事に対する積極性、気持ちという意味になります。
「意欲がある」とは積極的にしようという気持ちがあるという意味で「意欲がない」とは積極性が見られない、やる気がないといった意味になります。
簡単にまとめますと「関心とはある物事に興味を持ったり、気にかけること」「意欲は積極的にしようという気持ち」ということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「関心」と「意欲」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
似たような印象を与える言葉ですが、意味は違うものです。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けてください。