この記事では、「関心がある」と「興味がある」の違いを分かりやすく説明していきます。
「関心がある」とは?
「関心がある」の意味と使い方について紹介します。
「関心がある」の意味
「関心がある」は「かんしんがある」と読みます。
意味は「あるものごとに心を引かれて、注意を向ける様になること」です。
「関心がある」の使い方
「関心がある」は、あるものごとが気にかかり、意識的に注意を向ける様になる状態のことを言います。
「好き・嫌い」という気持ちではなく、それについて新しい情報がある時に「知りたい」と思うニュアンスです。
趣味でそのものごとが好きなのとは違い、ビジネスでライバル会社や業界の動向が気になる時など、否応なく意識的に注意を向けざるを得ないこともあるのです。
「関」は「ものごとにつながりを持つこと」という意味、「心」は「ものごとに対して生じる気持ち」という意味、「関心」で「ものごとにつながりを持ちたいと思う気持ちが生じること」という意味です。
「興味がある」とは?
「興味がある」の意味と使い方について紹介します。
「興味がある」の意味
「興味がある」は「ものごとにおもしろみを感じること」「ある対象について知りたいと思うこと」という意味です。
「興味がある」の使い方
「興味がある」は、自分で面白いと思いながら、注意を向けたくなる状態のことを言います。
「興」は「生じる」「起きる」という意味、「味」は「あじわい・趣」という意味で、「興味」で「味わいや趣を感じること」という意味です。
ただし、あくまで「趣を感じる」という程度であり、夢中になることではありません。
現在では、「興味」と「関心」はほぼ同じ意味で使われているのです。
但し、「興味」はどちらかと言えばプライベートなことに対し「関心」はビジネスなど知っておくと有利になることに対して使われています。
「関心がある」と「興味がある」の違い!
「関心がある」は「あるものごとに好き嫌いを問わず注意を向けること」です。
「興味がある」は「あるものごとを面白いと思って注意をむけること」です。
まとめ
今回は「関心がある」と「興味がある」の違いをお伝えしました。
「関心があるは好き嫌いに関係なく注意を向けること」、「興味があるは面白くて注意を向けること」と覚えておきましょう。