この記事では、「入荷」と「入庫」の違いを分かりやすく説明していきます。
「入荷」とは?
「入荷」とは、店、市場などに荷物が入ることを言います。
また荷物を入れることでもあります。
お店などで「入荷しました」と言えば、商品が入ったことで、客側からすれば購入可能な状態という意味です。
また「入荷待ち」とは、荷物が入って来るのを待っている状態ですが、これは配送が遅れている場合、商品そのものができ上がっていない場合とあります。
いずれにしましても購入不可能状態という意味になります。
「入庫」とは?
「入庫」とは、倉庫に品物が入ること、入れることをいう意味になります。
また車庫に電車、バスなどが入るという意味もあります。
「入庫」の場合、前後にある言葉から、品物が倉庫に入るという意味なのか、車庫に乗り物が入るという意味なのか、汲み取る必要があります。
「昨日、やっと入庫作業が完了したと連絡があった」「回送車が入庫する」などと、使います。
「入荷」と「入庫」の違い!
「入荷」と「入庫」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は似た印象がありますが、意味が違います。
「入荷」とは、店、市場に荷物が入ることを言います。
荷物とは売る為の商品ということになります。
一方の「入庫」とは、倉庫に品物が入ること、車庫に電車、バスなどが入ることという二つの意味合いがあります。
この場合、前後にある言葉が商品、荷物などであれば前者の意味、バス、電車といった言葉であれば後者の意味と判断は容易にできます。
このように「入荷」と「入庫」は意味がまったく違いますので、例えば「すでに入庫はしていますので、数日後には入荷します」「そもそも入庫していないので、入荷時期はまったくわかりません」というように「入荷」「入庫」と一つの文章に二つの言葉は同時に使うこともあります。
簡単に覚えるならば「入荷は店、市場に荷が入る」「入庫は倉庫に品物が入る、車庫に乗り物が入る」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「入荷」と「入庫」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
似た言葉ですが、意味が違いますので混同しないように気をつけて使いましょう。