この記事では、「勇ましい」と「雄々しい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「勇ましい」とは?
「勇ましい」の意味と使い方について紹介します。
「勇ましい」の意味
「勇ましい」は「いさましい」と読みます。
意味は、「気合いが入っていて、勢いよく恐れずに危険や困難に向かっていく様子」「大胆で活発な様子」「人を奮い立たせる様な活気のある様子」「前向きに行動する様子」です。
「勇ましい」の使い方
「勇ましい」は、これから勝負事や戦いなどに臨む時に、気合いが入っている様子のことを言います。
日常的にも、ここ一番と言う時に気負って勢いよく行動することを表す言葉です。
「勇ましい」は「勇気がある様子」で、ほめ言葉として使われます。
基本的に、男性・女性の性別に関係なく使える言葉で、女性に対しても使えるのです。
但し、シーンによっては「おお勇ましい」など、皮肉の意味で使われることもあります。
「雄々しい」とは?
「雄々しい」の意味と使い方について紹介します。
「雄々しい」の意味
「雄々しい」は「おおしい」と読みます。
意味は「男らしくて勇ましいこと」です。
「雄々しい」の使い方
「雄々しい」は、「男らしく勇ましいこと」「いさぎよく力強い様子」のことを言います。
「勇ましい」と意味が共通する部分もありますが、「雄」は動物の「オス」という意味で、「雄々しい」は「男らしい」という意味が含まれます。
力強く堂々としていて、精力に溢れて行動する様子に使われる言葉で、男性の特徴を表しています。
「雄々しい」は女性に対しても使うことはできますが、やはりイメージ的に「男性的」と捉えられますので、余程親しい関係でなければ避けた方が良いでしょう。
「勇ましい」と「雄々しい」の違い!
「勇ましい」は、「ここ一番と言う時に気合いが入っている様子」です。
「雄々しい」は、「男らしくて勇ましいこと」です。
まとめ
今回は「勇ましい」と「雄々しい」の違いをお伝えしました。
「勇ましいは勝負事に臨む時の様子」、「雄々しいは男らしい様子」と覚えておきましょう。
