「友だち」と「取り巻き」の違いとは?分かりやすく解釈

「友だち」と「取り巻き」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「友だち」「取り巻き」の違いを分かりやすく説明していきます。

2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。

「友だち」とは?

「友だち」とは?

「友だち」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「友だち」「ともだち」と読みます。

「友だち」は、「互いに心を許しあって、対等に交わっている人。

また、一緒に話したり遊んだりする親しい人」
という意味があります。

みなさんの周りにも、互いに心を許しあっている人がいるのではないでしょうか。

そのような人を「友だち」と呼びます。

居酒屋の隣の席に座り、会話をしているうちに、親しくなることがあります。

このような時、「居酒屋の隣の席で会話をしているうちに、友達になった」などと言うことができます。

また、ゴルフをするときだけ誘い、一緒にプレーする親しい人がいるのではないでしょうか。

このような人を「ゴルフ友だち」などと言います。

同じように、飲むときだけ親しく接する「飲み友だち」などがいるかもしれません。

「取り巻き」とは?

「取り巻き」とは?

「取り巻き」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「取り巻き」「とりまき」と読みます。

「取り巻き」は、「金持ちや権力者につきまとって機嫌を取ること。

その人」
という意味があります。

例えば、お金持ちがいるとき、いつもつきまとい、気分の良くなるようなことばかり言って、何かしらの報酬を得ている人を「取り巻き」と言います。

権力者が、気分が良くなるようなことばかり言う人に付きまとわれている場合、「権力者が取り巻きに囲まれている」などと言うことができます。

金持ちや権力者を見ると、すぐに近づいていくタイプの人たちを、「取り巻き連中」などと呼ぶこともあります。

「友だち」と「取り巻き」の違い

「友だち」と「取り巻き」の違い

「友だち」「取り巻き」の違いを、分かりやすく解説します。

「友だち」は、「互いに心を許しあって、対等に交わっている人。

また、一緒に話したり遊んだりする親しい人」
という意味があります。

一方の「取り巻き」は、「金持ちや権力者につきまとって機嫌を取ること。

その人」
という意味があります。

いつも一緒にいる人たちという意味では、「友だち」「取り巻き」はよく似ていますが、中身はまるで違っています。

「友だち」「心を許しあい、対等な関係」なのに対して、「取り巻き」は、おそらく金持ちや権力者に心を許しておらず、まるで対等な関係とは呼べない関係にあります。

このように「友だち」「取り巻き」は、遠目から見ると似た雰囲気に思えますが、近くで様子を見れば、まるで違った関係だと気付くのではないでしょうか。

まとめ

まとめ

「友だち」「取り巻き」の違いについて見てきました。

「友だち」と呼べる人同士は、あくまで対等な関係です。

一方「取り巻き」においては、金持ちや権力者が上で、付きまとう人々は下の立場にいるという違いがありました。

2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。