「確信」と「確定」の違いとは?分かりやすく解釈

「確信」と「確定」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「確信」「確定」の違いを分かりやすく説明していきます。

「確信」とは?

「確信」とは?

「確信(かくしん)」とは、「ある物事・行為・情報などについて、固く信じて疑わないこと」を意味している言葉です。

「確信」という表現は、「非常に強くて揺らぐことがない主観的な信念」のことを示しているのです。

例えば、「私は彼が成功することを確信しています」「確信がなければ、こんなお話を軽々しくすることはできません」といった例文において使うことができます。

「確定」とは?

「確定」とは?

「確定(かくてい)」とは、「はっきりと定まること・決まること」「はっきりと定めること・決めること」を意味している言葉です。

「確定」という言葉は、「第三者が見ても疑うことができない形で、はっきりと定まること(決まること)・定めること(決めること)」を意味しているのです。

例えば、「彼女の無罪判決が確定しました」「確定診断が出るまでは、夫が本当にガンなのかは分かりません」などの文章で使用されます。

「確信」と「確定」の違い!

「確信」と「確定」の違い!

「確信」「確定」の違いを、分かりやすく解説します。

「確信」「確定」「疑いがない・疑う気持ちが極めて弱い」という意味合いが似ていますが、「確信」「客観的な事実と自分の信念が一致しないこともある」という意味のニュアンスがあります。

「確信」というのは「自分自身が主観的に固く信じて疑わないこと」を意味していますが、「確定」のほうは「客観的にはっきりとした形で定まること(決まること)・定めること(決めること)」を意味しているという明らかな違いを指摘できます。

例えば、「彼の無実を確信しています」の文章では、彼が本当に無実であるかどうかははっきり定まっていませんが、「彼の無実が確定しました」であれば、彼が無実であることがはっきり定まったこと(裁判の判決などで無罪・無実が決まったこと)を意味しているという違いがあるのです。

まとめ

まとめ

「確信」「確定」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「確信」とは「ある物事・情報を固く信じていて疑う気持ちがないこと」を意味していて、「確定」「はっきりとした形で定まること・定めること」を意味している違いがあります。

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