この記事では、「集荷」と「出荷」の違いを分かりやすく説明していきます。
「集荷」とは?
「集荷」とは、農水産物などの荷物が、各地から市場など「一か所に集まる」ことを言います。
また荷物を集めること、その荷物なども「集荷」です。
例えば「集荷に回る」などと宅配業者の人が言う場合は、送る為の荷物を集めること、受け取りに行くことを言います。
「集荷した果物を、それぞれに出荷する」「彼は今、集荷所に行っている」「集荷手数料がかかる」などと、使います。
「出荷」とは?
「出荷」とは、商品を市場に出すこと、荷物を積み出すことを言います。
「出荷組合」という言葉がありますが、これは「共同出荷」の為に、生産者が組織する組合のことです。
「この大雨で出荷が遅れている」「注文を受けてから出荷まで、数日かかります」「今、出荷待ちだが、届くのが楽しみ」などと、使います。
「集荷」と「出荷」の違い!
「集荷」と「出荷」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉はセットで使われることが多いですので、併せて覚えておくようにしましょう。
まず「集荷」ですが、これは漢字の通り、荷物を集めることを意味しています。
農水産物などの荷物が、各地から市場など一か所に集まること、集めることを言います。
そして「出荷」とは商品を市場へ出すこと、荷物を積み、目的地へと送り出すことです。
このようにまったく意味が違いますので「集荷は完了したので、明日はいよいよ出荷作業に入る」といったように「集荷」と「出荷」は一つの会話、文章に一緒に使われることもあります。
まとめますと「集荷とは荷物を一か所に集める(集まる)こと」「出荷とは商品を市場へ出す、荷物を積み出すこと」となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「集荷」と「出荷」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの漢字を見れば「荷物を集める」「荷物を出す」と意味がそのままわかるようになっています。
二つ併せて覚えておくといいでしょう。