「お互い」と「互い」の違いとは?分かりやすく解釈

言葉・カタカナ語・言語

「お互い」「互い」には、どんな違いがあるのでしょうか。

「お互い」と「互い」の違いとは?

「お互い」と「互い」の違いとは?

「お互い」とは、「双方」「両者」という意味になる言葉です。

「お互いに納得したようだ」と使うと、双方とも納得したみたいだと言っていることになり、「お互いに」という使い方は「共に」と言い換えることができます。

「互い」と使っても意味は一緒で、「互いに納得できないと言っている」のような使われ方になりますが、丁寧な文章には向かない表現です。

「お互い」と「互い」の使い方の違い

「お互い」と「互い」の使い方の違い

つまり、「お互い」は、「互い」を丁寧にした形だと考えていいでしょう。

「お互いによかったですね」といったように、文章自体が丁寧な時にはこちらの方が向いており、「互いに何か言いたいことはあるか?」などと比較的きつく、乱暴にも見える文章になる時には「互い」とした方が前後とマッチする表現になります。

ですが、基本的に同じ意味の言葉なので、どちらを使っても構わないケースも多く、それほど厳密に分けて考える必要もありません。

まとめ

まとめ

「お互い」「互い」は、基本的には同じ言葉になりますが、丁寧な文章には「お互い」とする方が合っていると覚えておけばいいでしょう。