「淡々」と「黙々」の違いとは?分かりやすく解釈

「淡々」と「黙々」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「淡々」「黙々」の違いを分かりやすく説明していきます。

「淡々」とは?

「淡々」とは?

「淡々」の意味と使い方について紹介します。

「淡々」の意味

「淡々」「たんたん」と読みます。

意味は「物の感じや味わいなどがあっさりとしている様子」「性格がさっぱりしていてこだわらない様子」「水が静かに漂う様子」です。

「淡々」の使い方

「淡々」には大きく分けて2つの意味があります。

1つ目は、「物の風味や味などがあっさりとしていて薄い様子」という意味で、「淡々とした味わい」などに使われます。

2つ目は、「人の性格があっさりしていて感情的にならない様子」という意味で、「淡々と説明する」などに使われます。

「淡々」の場合は、あっさりしているだけであり、決して無口な訳ではありません。

特に人に対して使う時には、「あっさりしている」という意味の他に「無関心」などネガティブなイメージになりますので注意が必要です。

「黙々」とは?

「黙々」とは?

「黙々」の意味と使い方について紹介します。

「黙々」の意味

「黙々」「もくもく」と読みます。

意味は「口をきかずに何かに没頭する様子」になります。

「黙々」の使い方

「黙々」は、人が何も言わずに何か打ち込んでいる様子を表します。

「黙々仕事をする」という場合、一言も話さずにひたすら作業に集中している様子を表します。

「黙々と考え込んでいる」という場合、長時間何かについて深く考え込んでいる様子を表します。

基本的に悪い意味ではなく、自分の目の前にあるやるべきことを真剣に考え、集中していることを表します。

「淡々」と「黙々」の違い!

「淡々」と「黙々」の違い!

「淡々」「物の風味や味があっさりしていたり、人の性格がさっぱりしていること」です。

「黙々」「全くしゃべらずに何かに打ち込んでいる様子」です。

まとめ

まとめ

今回は「淡々」「黙々」の違いをお伝えしました。

「淡々はあっさり、さっぱりしている様子」「黙々はしゃべらずに行動する様子」と覚えておきましょう。