この記事では、「適当」と「テキトー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「適当」とは?
「適当」の意味と使い方について紹介します。
「適当」の意味
「適当」は「てきとう」と読みます。
意味は「ある目的や状態に、ほど良く当てはまること」「数量や程度などがほど良いこと」「その場をやり過ごす為にいい加減にやること」です。
「適当」の使い方
「適当」は、使うシーンに応じて3つの意味がある言葉です。
例えば、試験問題に「適当なものを選べ」と書かれている場合、「正しいもの」「当てはまるもの」という意味になります。
日常会話で「適当にやっておこう」と言う場合、正確さや丁寧さは問わずに取りあえず終わらせてしまうという意味です。
「適」は「ほど良く合わせる」→「なんとなく合っている」→「いい加減」という意味に変化したものと言われています。
「テキトー」とは?
「テキトー」の意味と使い方について紹介します。
「テキトー」の意味
「テキトー」は「いい加減」という意味です。
「テキトー」の使い方
「テキトー」は、若者言葉で、口語を文章に起こした時や、ネット上で使われる言葉で、「いい加減」「なんとなく」「ゆるく」という意味で使われています。
本来は漢字で「適当」と表記するべき言葉をカタカナで書くことで、イメージがより緩んだり柔らかくなります。
例えば「適当に選ぶ」というと、ある程度品質や値段などを見定めて選ばなければならないイメージですが、「テキトーに選ぶ」と言えば、よく見ずに手にしたものを選んでも良いイメージになります。
会話で使うと分らないのですが、文字にするとかなりイメージが違うので、仕事では使わない様にしましょう。
「適当」と「テキトー」の違い!
「適当」は「ほど良いもの」「いい加減なもの」という2つの意味があります。
「テキトー」は「いい加減」という意味です。
まとめ
今回は「適当」と「テキトー」の違いをお伝えしました。
「適当はほど良いといい加減」、「テキトーはいい加減の意味のみ」と覚えておきましょう。
