この記事では、「解明」と「判明」の違いを分かりやすく説明していきます。
「解明」とは?
「解明」の意味と使い方について紹介します。
「解明」の意味
「解明」は「かいめい」と読みます。
意味は「不明な点を調べたり考えたりして、はっきりさせること」です。
「解明」の使い方
「解明」は、分らないことに対して自ら調べたり、熟考したりして、はっきりとさせることを言います。
基本的に元々正解があることや、そこを掘り下げれば答えが見つかると予想されていることに対して、深く追求した結果、明らかにすることを言います。
「解」は「とく」とも読み、「そのものごとの意味をとき明かすこと」「与えられた問題に対する答え」「数学で式から得られる結果」という意味で、「解明」で「答えをときあかす」という意味です。
論理的で根拠がはっきりとしていて、誰もが納得できる内容であることが大切です。
「判明」とは?
「判明」の意味と使い方について紹介します。
「判明」の意味
「判明」は「はんめい」と読みます。
意味は「明らかになること」「はっきりと分かること」「倫理学で、概念の内容が明確なこと」です。
「判明」の使い方
「判明」は、今まで分らなかったことが、何かをきっかけに明らかになることを言います。
その過程として、自ら一生懸命調べても、偶然何かのきっかけで知っても、とにかくはっきりと分かることに使われます。
「解明」との違いは、最初から正解が用意されていないことで、様々な可能性を考えながら原因や理由などを探っていくことになります。
「身元が判明した」は、今まで分らなかったある人の名前や住所などが、調査により分ることを言います。
「解明」と「判明」の違い!
「解明」は「不明な点を調べてはっきりとさせること」です。
「判明」は「はっきりと分かること」です。
まとめ
今回は「解明」と「判明」の違いをお伝えしました。
「解明は調べてはっきりとさせる」、「判明ははっきりと分かる」と覚えておきましょう。