この記事では、「幻滅」と「失望」の違いを分かりやすく説明していきます。
「幻滅」とは?
「幻滅」の意味と使い方について紹介します。
「幻滅」の意味
「幻滅」は「げんめつ」と読みます。
意味は「期待や憧れにより、空想・美化していたことが、現実とは異なることが分り、がっかりすること」です。
「幻滅」の使い方
「幻滅」は、それまで自分の中で良い方に考えていたことが、実はそうではないと分かり、がっかりすることを言います。
頑張ったから昇給するだろうと思って期待していたら、全く変わらなくて落ち込む時に使います。
また、恋愛で相手は完璧だと思っていたら、だらしない面や性格の悪い面などが見えてしまい、すっかり冷めてしまう時に使います。
「幻滅」は、自分の内面で主観的に感じる「ガッカリすること」に対して使われるのです。
「失望」とは?
「失望」の意味と使い方について紹介します。
「失望」の意味
「失望」は「しつぼう」と読みます。
意味は「期待はずれでがっかりすること」「希望を失うこと」です。
「失望」の使い方
「失望」は、それまで抱いていた希望がなくなりがっかりすることを言います。
何かのきっかけで、その夢がなくなってしまった時の表現です。
例えば、力になってくれると思っていた人が「やはり協力できない」と言って手を引いてしまった時に、他に望みがなくなり、落胆する時に使います。
「幻滅」が内面的な変化による感情であるのに対し、「失望」は外界で生じる状況の変化により、希望を失う様子を表します。
「幻滅」と「失望」の違い!
「幻滅」は「自分で思い描いていたことが現実とは違い、ガッカリすること」です。
「失望」は「期待していたことが外れてガッカリすること」です。
まとめ
今回は「幻滅」と「失望」の違いをお伝えしました。
「幻滅は自分の内面的な変化」、「失望は外界で生じる状況の変化」と覚えておきましょう。
