「試行錯誤」と「洞察」の違いとは?分かりやすく解釈

「試行錯誤」と「洞察」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「試行錯誤」「洞察」の違いを分かりやすく説明していきます。

「試行錯誤」とは?

「試行錯誤」とは?

一度失敗をしても別の方法を試してみて、何度もいろいろな方法をやってみて、適切な方法を見出すことです。

犬の歯磨きをすることで考えてみます。

子犬のころから歯磨きをしていない場合、犬は歯磨きすることを嫌がります。

嫌がるからとやらずにいると、歯垢や歯石がたまって、口臭や歯周病などの原因になります。

そのため、飼い主としては犬の歯磨きをしたいところです。

しかし、やらせてくれません。

そこで、いろいろな方法を試すことになります。

歯磨きおやつを与えてみる、歯ブラシを口に入れてみる、ガーゼなどを巻いた指で歯をこすってみるなど、いろいろとできることがあります。

中には失敗する方法もあるでしょう。

失敗をしても、そこから学ぶことはあります。

失敗から、どうしてうまくいかなかったのか、次はどうすればうまくいくだろうかなど、考えることができるのです。

そういったことを考えながら、何度もいろいろな方法を試してみて、適切な方法を見つけ出すことを「試行錯誤」といいます。

一回やってみて失敗したからもうやらない、ということではありません。

また、一回やってみてうまくいった、ということでもありません。

何度も失敗を繰り返しながら、それでもやめてしまうことなく、いろいろとやってみて、適切な方法を見つけ出すことをいいます。

「試行錯誤」の使い方

物事をやってみて望んでいる結果にならなくても、何度も繰り返して、望む結果を得られる方法を見つけ出すことについて使用します。

1、2回くらいしかやってみないことには使用しません。

「洞察」とは?

「洞察」とは?

物事をよく観察して、そのものの根本的な性質や要素を見抜くことです。

物事には、表面を見ただけではわからないものがあります。

たとえば、人間の心理です。

人間は自分の本当の気持ちなどを隠すことができます。

そのため、他人が表面を見てもわからない部分があるのです。

こういった表面から見てもわからないものを、よく観察して、根本的な性質や要素などを知ることを「洞察」といいます。

「洞察」の使い方

「洞察力」の形で使われることが多いです。

物事の表面的な部分を見ることではなく、奥底にあるものを見抜くことについて使用します。

「試行錯誤」と「洞察」の違い

「試行錯誤」と「洞察」の違い

前者の言葉は、いろいろ試してみて、適切な方法を見つけることをいいます。

後者の言葉は、物事の奥底にあるものを見つけることをいいます。

いろいろ試してはいません。

「試行錯誤」の例文

「試行錯誤」の例文

・『試行錯誤の結果たどり着いた』
・『試行錯誤の末、甘ダレが一番おいしいとわかった』

「洞察」の例文

「洞察」の例文

・『鋭い洞察力』
・『洞察する』

まとめ

まとめ

どちらの言葉にも、何かを見つけ出すといった意味合いがありますが、一方は失敗を繰り返しながら適切な方法を見つけること、もう一方はよく観察して奥深くにあるものを見つけ出すことを意味しています。