この記事では、「会心」と「快心」の違いを分かりやすく説明していきます。
2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「会心」とは?
「会心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「会心」は「かいしん」と読みます。
「会心」は、「心にかなうこと。
期待通りに行って満足すること」という意味があります。
「会心の笑みを浮かべる」というよく使われるフレーズには、自分が期待していた通りに物事が運んで、満足したときに笑顔を浮かべる様子を意味します。
例えば、購入した株が、その日のうちに2倍の値をつけたとき、「狙い通りに株価が上がり、会心の笑みを浮かべる」などという文章にすることができます。
また、「会心の友(かいしんのとも)」という言葉があり、「気心のよくあった友達」という意味があります。
「会心の友と、夜通しお酒の杯を酌み交わす」などという文章にできます。
さらに、RPGに登場することがある、技が狙い通りにはまり、相手に大ダメージを与える様子を「会心の一撃」と言い表すことができます。
このように、物事が期待通りに行って、満足するときなどに、「会心」という言葉を使ってみましょう。
「快心」とは?
「快心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「快心」は「かいしん」と読みます。
「快心」は「気持ちの良いこと。
また良い気持ち」という意味があります。
何かをしているときや、何かを見ているときなどに、気持ちよくなった時に使うことができる言葉になります。
例えば、野球の試合を見ているとき、応援しているチームが逆転勝利を収めた場合は、とても気分がいいのではないでしょうか。
このような時、「逆転勝利を見て、快心を得た」などと言います。
また、逆転勝利につながるホームランを打った選手がいた場合は、ホームランを打った瞬間気持ちが良いのではないでしょうか。
この場合は「快心のホームランを打った」などと心情を言葉にすることができます。
このように、気持ちがよくなった時などに、「快心」という言葉を使ってみましょう。
「会心」と「快心」の違い
「会心」と「快心」の違いを、分かりやすく解説します。
「会心」は、「心にかなうこと。
期待通りに行って満足すること」という意味があります。
一方の「快心」は「気持ちの良いこと。
また良い気持ち」という意味があります。
どちらも何かを見たり、何かをしたときに、「気分がいい」ときの心の様子を表現する言葉になります。
ただし、「期待通り」に物事が進み、気持ちがいいと感じたときのみ、「会心」を使うという違いがあります。
このように、単純に、気持ちがいいと感じたときは「快心」を使ってみましょう。
一方で、「期待通り」「狙い通り」に物事が進んで気分がいい時は、「会心」という言葉を使うようにしましょう。
まとめ
「会心」と「快心」の違いについて見てきました。
2つの言葉の違いを知り、きちんと使い分けることができるようにしましょう。