「好奇心」と「探究心」の違いとは?分かりやすく解釈

「好奇心」と「探究心」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「好奇心」「探究心」の違いを分かりやすく説明していきます。

「好奇心」とは?

「好奇心」とは?

「好奇心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「好奇心」「こうきしん」と読みます。

「好奇心」「珍しいことや、未知のことなどに興味を持つ心」という意味があります。

ちなみに「好奇」には、「珍しいこと、未知のことに対して強く興味を持つこと」という意味があります。

珍しいこと、未知のことがあると、興味を持たずにいられないような心の持ち主が周囲にいるかもしれません。

その場合「好奇心の持ち主」などと言ってみましょう。

例えば、知らない街に遊びに行くと、あらゆるものに興味を持ち、前に進むのに時間がかかるような人は、「好奇心の強い人」になります。

また、何を見てもあまり関心を持てなくなってしまうような人を「好奇心を失った人」などと言います。

80歳になっても、珍しいこと、未知のことに興味を持つ人は、「いくつになっても好奇心を持ち続ける人」などと言われます。

「探究心」とは?

「探究心」とは?

「探究心」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「探究心」「たんきゅうしん」と読みます。

「探究心」「物事について、知識を得ようとしたり、原因を解明しようとする心」という意味があります。

目の前に何か出来事が起こった時、なぜそのような出来事が起こったのか、関連する事柄はどのようなものかなど、深い知識を得ようとした理、原因を解明するような人は「探究心の持ち主」と言うことができるのではないでしょうか。

興味を持ったものに関して、本質を見極めようとしたり、物事を解明しようとするとき、「探究心を働かせる」ということができます。

例えば、邪馬台国があった場所は、まだ誰も確かめられていませんが、文献などを読み、現地に行って場所を特定しようとする様子は、「探究心を持ち、邪馬台国のある場所を解明しようとする」などと表現することができます。

「好奇心」と「探究心」の違い

「好奇心」と「探究心」の違い

「好奇心」「探究心」の違いを、分かりやすく解説します。

「好奇心」「珍しいことや、未知のことなどに興味を持つ心」という意味があります。

一方で「探究心」「物事について、知識を得ようとしたり、原因を解明しようとする心」という意味があります。

どちらも、何かに興味を持つ心を示唆します。

「好奇心」の場合は、珍しいこと、未知なものに単純に興味を持つことを意味しますが、「探究心」の場合は、深く理解しようと検索をしたり、調査したりするような気持ちを意味します。

「好奇心」を持つ人の中でも、より、興味を持ったものを突き詰めたいと思うタイプの心を「探究心」と呼ぶことができるのではないでしょうか。

まとめ

まとめ

「好奇心」「探究心」の違いについて見てきました。

「好奇心」に加えて、本質を突き詰めようとする姿勢が見えたとき、「探究心」となると覚えておくと、2つの言葉を使い分けることができるようになりそうです。