この記事では、「広大」と「壮大」の違いを分かりやすく説明していきます。
似た雰囲気を持つ「広大」と「壮大」という2つの言葉には、どのような意味と違いがあるでしょうか。
「広大」とは?
「広大」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「広大」は「こうだい」と読みます。
「広大」は「広く大きいこと。
その様子」という意味があります。
広くて大きいものを見たとき、「広大」という言葉を使ってみましょう。
例えば、工事現場を見たとき、更地になった広い土地を見ることができるかもしれません。
このような場面で「工事をする前の、広大な更地」と言い表すことができます。
また、砂漠に降り立った時、あまりにも広く、砂漠エリアが大きくて驚くかもしれません。
このような場合は「広大な砂漠に降り立つ」などと言い表すことができます。
他にも、友達の家に遊びに行ったとき、自分の家と比較して、広くて大きいと感じた場合は、「友達の家は広大な屋敷だった」などと感想を言えるかもしれません。
他にも、「広大なテーマパークの敷地」、「広大な自然」などという使い方をすることができます。
「壮大」とは?
「壮大」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「壮大」は「そうだい」と読みます。
「壮大」は「規模が大きくて立派なこと。
その様子」という意味があります。
例えば、会社の会議中に、とても規模が大きく、立派な計画が発表されたとき、「壮大な計画が発表された」などと言い表すことができます。
また、宇宙について調べたときに、宇宙の規模が大きくて立派だと感じた場合は、「壮大な宇宙」と表現することができます。
さらに、ファンタジー小説を読んだ時、世界観の規模が大きく、とても立派に見えた場合は、「壮大なファンタジーストーリー」などと言うことができます。
他にも、スペインバルセロナの『サグラダファミリア』のように、作り始めてから何世紀もたっているような規模が大きく立派な建物を、「壮大な建物に、壮大な計画」などと言うことができます。
「広大」と「壮大」の違い
「広大」と「壮大」の違いを、分かりやすく解説します。
「広大」は「広く大きいこと。
その様子」という意味があります。
一方の「壮大」は「規模が大きくて立派なこと。
その様子」という意味があります。
二つとも、広くて大きなものについて、使う言葉になります。
ただし「壮大」には「立派」という意味が含まれています。
単純に広くて大きいと感じるものに関しては、「広大」という言葉を使い、なおかつ、「立派だ」と感じるような場合は「壮大」という言葉を使ってみましょう。
まとめ
「広大」と「壮大」の違いについて見てきました。
単に広くて大きい建物や場所を見た場合は、「広大」という言葉を使いましょう。
一方で、広くて大きいだけでなく、「見事さ」や「素晴らしさ」「偉大さ」などを感じた場合は、「壮大」という言葉を使ってみてはいかがでしょうか。