この記事では、「占い」と「詐欺」の違いを分かりやすく説明していきます。
「占い」とは?
「占い」は本来は、自分の生まれた月や年齢などで天文学を用いておおよその起こりえる物事を当てたり、すでに起こった物事について何か隠していないかを当てるというものが「占い」です。
ただ、天文学を用いずに、話術のみで個人情報を引き出して物事を当てて予見者のように見せかけるのも「占い」になります。
「詐欺」とは?
「詐欺」は、対象をだまして利益を得ること前提で活動することです。
その為、「占い」を行い、結果が悪いことばかりが起こると対象に話した場合、対象が不安になることでそこにつけ込んで未来は占い師にお金を払えば変わると言い出せば詐欺です。
何故なら、このケースの場合、対象をだましていると仮定して対象から金品を要求しているため、詐欺になります。
詐欺はいかに相手の財産を奪うかになるため、要はお金を搾り取れば詐欺です。
「占い」と「詐欺」の違い
「占い」と「詐欺」の違いは、遊びであるか犯罪であるかです。
「占い」は実はもともとは貴族の天文学を応用した遊びなので遊びで金品の要求は実はありません。
その為、占い師側が金品を要求して占いを行うというのは、サービスとして利用者側がサービスだと思っている間は、一応遊びになり利用者側が満足のいく結果でないうえ、お金を騙し取られたと言い始めると「詐欺」です。
「占い」の例文
・『血液型占い』 この言葉は血液型で運勢を占うというもので天文学は一切関係ないです。
しかもこの「占い」はお金を取らないテレビ番組が実地していますので、「詐欺」には該当しません。
「詐欺」の例文
・『あの占い師は詐欺師だ』
この例は、占いをした人物が詐欺師であるという例で何故詐欺になるかは、財産をだまし取ろうとしていると判断されたが故です。
つまり、一回何円の占いを行った際、どう考えても納得できない占い結果だった場合、カウンセラー以下のサービスになり、お金を払うに値しないが故、詐欺であると結論付けています。
なお、詐欺はあくまで警察のように公的な機関の人物が認めない限り逮捕する権利はなく、かつお金を取り返すすべも実はありません。
逆を返せば、警察であれば現行犯という形でこれは「占い」ではなく、金品を奪う行為だとすれば逮捕可能です。
まとめ
「占い」と「詐欺」は実は紙一重で「詐欺」は騙されているという自覚があり、金品がとられていると感じた場合、「詐欺」になり、実は金額の多さは関係ないです。
たとえ500円でも「占い」をしてもらった際、どう考えてもおかしいうえつじつまが合わないもしくはカウンセラー以下の品質のサービスを受けたと対象に自覚がある場合、これは、「詐欺」になります。
ただ、「詐欺」は立証が難しく、現行犯であることが望ましく、「占い」の場合「占い師」が過去に何度か「詐欺」で訴えられていない限り立証が難しいが故、「占い師」は当たらなくとも事実上詐欺士だったとしても捕まらないのです。