「膝」と「膝小僧」の違いを分かりやすく解釈

「膝」と「膝小僧」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「膝」「膝小僧」の違いを分かりやすく説明していきます。

「膝」とは?

「膝(ひざ)」とは、「腿(もも)と脛(すね)の部分をつないでいる関節部分・膝頭」の意味を持っている言葉です。

例えば、「膝をついて掃除をしていました」「膝を痛めて整形外科に通っています」などの例文で使用できます。

「膝」という表現には、「座っている時の腿の上側の部分」という意味合いもあります。

例えば、「寒いので膝に毛布をかけていました」といった文章で使えます。

「膝小僧」とは?

「膝小僧(ひざこぞう)」とは、「衣服を着ているときにのぞく膝頭の部分を擬人化していった表現」を意味しています。

「膝小僧」というのは、「膝頭の部分を人の顔に見立てている擬人化の比喩的表現」なのです。

例えば、「短パンでこけて膝小僧を擦りむきました」「スカートは膝小僧が出るくらいの長さでした」などの例文で使用されています。

「膝」と「膝小僧」の違い!

「膝」「膝小僧」の違いを、分かりやすく解説します。

「膝」「膝小僧」「人間の身体の一部・脚の関節部分」を意味しているという点では共通していますが、「膝」という言葉は「腿(もも)と脛(すね)との境目に当たる関節部分の前面・膝頭(ひざがしら)」のことを意味しています。

「膝小僧」というのも、基本的に「膝」と同じ意味合いなのですが、「膝の関節部分の前面を擬人化して可愛らしく表現している」という違いがあります。

また「膝」の表現には「座っている時の腿の上側の部分」という意味合いがあるのですが、「膝小僧」にはその意味はありません。

「膝小僧」の言葉には「衣服を着ている時にスカート・半ズボンなどからのぞいている膝頭の部分」というニュアンスがありますが、「膝」には「衣服からのぞいている膝頭」といったニュアンスがない違いもあります。

まとめ

「膝」「膝小僧」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「膝」とは「腿(もも)と脛(すね)をつないでいる関節部分」を意味していて、「膝小僧」「膝関節の前面の部分を擬人化した比喩的な言葉」を意味している違いがあります。

「膝」「膝小僧」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。