「批判」と「意見」の違いを分かりやすく解釈

「批判」と「意見」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「批判」「意見」の違いを分かりやすく説明していきます。

「批判」とは?

「批判」の意味と使い方について紹介します。

「批判」の意味

「批判」「ひはん」と読みます。

意味は「ものごとをよく検討して判定や評価をすること」「人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘して、正す様に論じること」です。

「批判」の使い方

「批判」は、「ものごとの可否をよく調べて判定すること」という意味の他に、「人やものごとの間違いや良くない点を指摘して、正す様にはっきりと伝えること」という意味があり、一般的にはこちらの方が良く使われています。

「批」「対話により可否を決めること」という意味、「判」「わかる」とも読み、「しっかりと見分けること」という意味、「批判」「しっかりと見定めて可否を論じること」という意味です。

「批判」というと、人の言動を否定することというイメージがありますが、それだけではなく「改善して欲しい」と求める意味も含まれているのです。

「意見」とは?

「意見」の意味と使い方について紹介します。

「意見」の意味

「意見」「いけん」と読みます。

意味は「ある問題に対する自分の主張・考え」「心に思うこと」「自分の考えを述べて、人の過ちをいさめること」になります。

「意見」の使い方

「意見」は、「あるものごとに対する自分の考え」という意味の他に、「主に目上の人に対し自分の考えを述べて、相手の過ちを指摘して正そうとする」という意味もあります。

「意」「心に思うこと」「気持ち」「考え」「言葉や行為が表す内容」「仏教用語であれこれと思いめぐらす心の働き」という意味、「見」「みる」とも読み、「みえる」「人に会う」「あらわれる」「考え」という意味、「意見」「心に思うことや考え」という意味です。

相手に対して思うことを述べることであり、否定的・肯定的などの評価とは限りません。

「批判」と「意見」の違い!

「批判」「相手の間違いを指摘して正す様に論じること」です。

「意見」「あるものごとに対する自分の考えや思うこと」です。

まとめ

今回は「批判」「意見」の違いをお伝えしました。

「批判は間違いを指摘する」「意見は思ったことを述べる」と覚えておきましょう。