この記事では、「独占欲」と「束縛」の違いを分かりやすく説明していきます。
「独占欲」とは?
「独占欲」とは、独り占めにしたい、自分一人のものにしたいという欲望のことを言います。
これは、人、食べ物、持ち物、ステータスなど様々なことに起こる感情とも言えます。
共通していることは自分がその対象のことを大切に思っていることです。
他の人に取られたくないという思いが強くなり、敵意などに発展することがあります。
ポジティブな「独占欲」ならば自分を高める気持ちに結びつき、いい結果を出すこともありますが、ネガティブな方へ傾きますと、周りの人や対象となる人が迷惑をすることもあるのです。
「束縛」とは?
「束縛」とは、縛る、捕らえるという意味と、行動に制限を加えて、相手の自由を奪うという意味があります。
日常会話において使われる「束縛」は後者の意味合いが多いでしょう。
特に恋人、配偶者、友人などに自分のルールを作って守らせようとする、他の人と一緒に行動させないようにするといったことを言います。
「束縛されると逃げたくなる」「そんなに束縛したところで、人の心まではコントロールできない」などと使います。
「独占欲」と「束縛」の違い!
「独占欲」と「束縛」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は対人関係においてよく使われる言葉です。
似たような意味合いですが、それぞれ言葉の意味がありますので、使い分けるようにしましょう。
まず「独占欲」ですが、これは誰の心にもある欲望、感情となります。
相手を好きなあまり、自分一人だけのものにしたい、そのような気持ちのことを言います。
一方で「束縛」ですが、これは相手の行動に制限をして自由を奪うという意味になります。
実際に相手を縛る行動に出ている時に使います。
まとめますと「独占欲は相手を自分一人だけのものにしたいという欲望」「束縛は相手の行動に制限をして自由を奪う(自分の思い通りにする)」こととなります。
「独占欲」の強い人は、恋人を「束縛」する傾向にあるというわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「独占欲」と「束縛」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けてください。