「運用」と「活用」の違いとは?分かりやすく解釈

「運用」と「活用」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「運用」「活用」の違いを分かりやすく説明していきます。

「運用」とは?

「運用」とは?

「運用」には2つの意味があります。

ひとつは、そのものが持っている機能を有効に使うです。

海水を淡水にすることで説明をします。

海水を淡水にするための機械があります。

この機械を通せば、塩分をほとんど含まない、人間が飲むことができる水を作ることが可能です。

この機械の本来の役割は、海水を淡水にすることです。

つまり、海水を淡水にするということに使えば、本来の機能を生かしているといえます。

そのことを「機械を運用する」といいます。

本来の機能ではないもの、たとえば水を貯蔵する、そこで淡水魚を飼育するなどをしたら、これはそのものが持っている機能を有効に使っているとはいえません。

今度はキッチンカーのことで説明をします。

キッチンカーは、車で調理をすることができて、そこで料理の販売をするものです。

料理を作る、販売するというのが、キッチンカーの持っている機能です。

この機能を使うことを「キッチンカーを運用する」といいます。

もともと持っている機能を生かさず、車庫にしまっておく、自家用車と同じように移動だけに使うといった場合は、機能が生かされていません。

もう一つの意味は、自衛隊で行動の意です。

「運用」の使い方

その物が持っている機能を生かして使うという意味で使用します。

もともと持っている機能が生かされていない場合には使用しません。

「活用」とは?

「活用」とは?

「活用」には2つの意味があります。

ひとつは、物や人をそれが持っている働きを生かして使う、そのものの機能を利益が得られるように使うです。

妊婦はそうでない人に比べて葉酸を多く必要とします。

食事だけでは葉酸の摂取が難しい場合には、サプリメントの摂取が勧められます。

サプリメントの役割は不足している栄養を補うことです。

葉酸の不足が心配される妊婦がサプリメントを使うことは、そのものの働きを生かして使っているといえます。

そして、葉酸を摂取することで胎児の先天性異常の予防に役立ち、利益を得ているといえます。

これは「サプリメントを活用する」といいます。

もう一つの意味は、文法でその語の用い方の違いによって形を変えることです。

「活用」の使い方

物や人が持っている働きを生かして使うことを指して用いる言葉です。

利益を得られるように使う場合に用いることが多くあります。

「運用」と「活用」の違い

「運用」と「活用」の違い

物が持っている機能を生かして使うという意味が同じですが、「活用」には利益を得られるように使うという意味が含まれている点が「運用」とは異なります。

「運用」の例文

「運用」の例文

・『資産を運用する』
・『適切に運用する』
・『新しいホームページの運用がはじまります』
・『システムを運用する』

「活用」の例文

「活用」の例文

・『もらった食器を活用する』
・『補助制度を活用する』
・『簡単便利なレシピを活用する』
・『空きスペースをドッグランにして活用する』

まとめ

まとめ

2つの言葉は物を使うという意味が似ていますが、「活用」には利益を得られるように使うという意味が含まれている点が「運用」とは異なります。