「アロマフューザー」と「芳香剤」の違いとは?分かりやすく解釈

「アロマフューザー」と「芳香剤」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「アロマフューザー」「芳香剤」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アロマフューザー」とは?

「アロマフューザー」とは?

一般的には「アロマディフューザー」といいます。

これは、精油の香りを拡散させる器具です。

精油とは、植物から抽出した成分で香りがします。

香りの種類は豊富で、ラベンダー、ベルガモット、カモミール、スペアミント、ローズマリー、レモンなどがあります。

精油には揮発する性質があります。

精油をティッシュなどに垂らしてそのまま置いておくよりも、この器具を使用した方が香りを効果的に拡散させることができます。

これによって、空間に香りが漂い、香りを楽しむことができます。

この器具は香りを拡散させる方法によって、主に3つのタイプに分けることができます。

1つめは超音波式です。

精油と水を混ぜ合わせたものをミスト状にして拡散させます。

水の温度が高温にならないので安全で、器具からの音がほとんど気になりません。

しかし、お手入れを怠ると器具内部でカビが発生するので、こまめなお手入れが必要です。

2つめは噴霧式です。

精油の瓶を直接セットする、あるいは液を垂らすかして使用をします。

空気振動によって精油を霧状にして拡散させます。

精油は殺菌作用を持つものがあり、器具内部での雑菌の繁殖を抑えられます。

一方で、水で希釈をしないので、精油の減りが早いです。

3つめは加熱式です。

キャンドルやライトで温めて香りを拡散させます。

精油を垂らす皿のようなものがあり、その下からキャンドルやライトの熱で温めます。

優しく香りが広がることが特徴です。

火を使用するので就寝中には使用できません。

「アロマフューザー」の使い方

精油の香りを拡散させるものを指して使用する言葉です。

超音波式、噴霧式、加熱式などがあります。

「芳香剤」とは?

「芳香剤」とは?

好ましい香りのする薬剤のことです。

薬剤は薬品、薬物ともいいます。

つまり、天然の成分ではなく、化学的に作られたものです。

香りを漂わせるもので、ニオイのもとを取り除くものではありません。

香りは好ましいものが使用されており、ラベンダー、キンモクセイ、ローズ、石けんなどがあります。

電気を使わず「芳香剤」を置いておくだけで香りが広がるもの、コンセントに差し込んで使用するもの、スプレーになっているものなど、いくつかのタイプがあります。

「芳香剤」の使い方

好ましい香りのする薬剤を指して使用する言葉です。

「アロマフューザー」と「芳香剤」の違い

「アロマフューザー」と「芳香剤」の違い

2つの言葉が指すものはどちらも香りがするものですが、何の香りなのかが違います。

「アロマフューザー」は精油の香りを拡散させる器具です。

「芳香剤」は薬剤の香りです。

天然成分100%ではありません。

「アロマフューザー」の例文

「アロマフューザー」の例文

・『アロマフューザーで部屋に香りを漂わせる』

「芳香剤」の例文

「芳香剤」の例文

・『ラベンダーの香りがする芳香剤』

まとめ

まとめ

どちらも香りがするものですが、何の香りなのかが違います。