「ガセ」と「デマ」の違いとは?徹底解説

「ガセ」と「デマ」の違い言葉・カタカナ語・言語

ドラマや映画などで使われる「デマ」「ガセ」にはどの様な違いがあるのでしょうか。

それぞれの意味と概要について紹介します。

「デマ」とは?

「デマ」とは?

「デマ」の意味と概要について紹介します。

意味

「デマ」の意味は「意図的に、人を煽る目的で流すウソの情報のこと」です。

誰かが、対象となるものに対して何らかの思いがあり、人々の気持ちを煽ったり、炎上やいじめなどのネガティブな行動を起こさせる為にウソの情報を流すことを言います。

概要

「デマ」の語源はドイツ語の「Demagogie(デマゴギー)」で、「意図的・扇動的なウソの情報」という意味があります。

相手に対して悪意に近い感情を持ち、関係ない人達にウソの情報を流して煽り、相手に不利益を生じる様に仕向けることを表しています。

ライバルの店の評判を落とす為に、ネット上に「あの店はスタッフの態度が悪い」などとツイートすることなどを言います。

「ガセ」とは?

「ガセ」とは?

「ガセ」の意味と概要について紹介します。

意味

「ガセ」の意味は「偽り、まやかしものを表す言葉」です。

単に誰かが間違った情報を伝えてしまったり、噂話に尾ひれがついてしまうことを言います。

概要

「ガセ」の語源は「お騒がせ」「ガセ」と言われ、単に人騒がせな情報を流すことを表します。

特に悪意はなく、本人も自分が間違っていると気付いていないこともあるのです。

勘違いや思い違いをそのまま発信してしまい、噂話として広まってしまうことを言います。

「デマ」と「ガセ」の違い!

「デマ」と「ガセ」の違い!

「デマ」は、「相手に対して悪意に近い意図があって流すウソの情報」です。

「ガセ」は、「相手に対して悪意はなく、勘違いや思い違いで流すウソの情報」です。

2つの違いは「悪意があるかないか」という点です。

まとめ

まとめ

「デマ」「ガセ」は情報発信者の意図により使い分けられます。

しかし、どちらも発信元にならないのに越したことはありません。