「助教授」と「准教授」の言葉の意味と違いをご存知でしょうか。
ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを丁寧に説明しています。
では一緒に見ていきましょう。
「助教授」とは?
「助教授」とは、大学などの高等教育機関で勤務する教員に使われる言葉でした。
教授の次に置かれ、職務内容は教授の職務を助けることとなります。
なぜ過去形になっているのかと言えば「助教授」という言い方は2007年に廃止になっているからです。
従って現在は「助教授」という言葉は使わないことが多いということになります。
「准教授」とは?
「准教授」とは、大学など高等教育機関の教員で、教授の次に置かれた職階のことを言います。
知識に優れ、能力と実績を持っている者というのが「准教授」に求められることです。
職務内容は学生に教え、研究を指導すること、もしくは研究に従事することとなっています。
「准教授」は2007年から導入されています。
「助教授」と「准教授」の違い!
「助教授」と「准教授」、それぞれの意味を説明しました。
「助教授」とは2007年まであった職階のことで、「准教授」とは2007年から導入された職階のことです。
どちらも教授の次に置かれた職務上の階級という点では同じですが、違いは「助教授」は現在廃止されていて存在しないということでしょう。
代りに置かれたのが「准教授」ということになります。
呼び方が変わっただけで同じなのでは?と思われるかもしれませんが、職務内容も変化しています。
「助教授」は教授の職務を助けることが仕事内容となっています。
簡単に言い換えるならば教授の助手といったことでしょうか。
一方で「准教授」の職務とは、学生を教授すること、学生の研究を指導すること、また研究に従事することとなっています。
「助教授」と「准教授」は名前だけでなく職務内容も違うということを覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
「助教授」と「准教授」、それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。
違いを正しく理解して使い分けてください。
