「要支援」と「要介護」の言葉の意味と違いをご存知でしょうか。
ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを丁寧に説明しています。
では一緒に見ていきましょう。
「要支援」とは?意味や使い方
「要支援」とは、介護を必要とする状態ではないのですが、「要介護」の状態にならない為に、何かしらの支援が必要な状態とされています。
つまりまだ一人でほとんどのことはできるのですが、少し手助けが必要といったレベルのことを言います。
「要支援」には「要支援1」「要支援2」と二段階あります。
「要介護」とは?意味や使い方
「要介護」とは、「要支援」より日常的な複雑な動作を行う能力が低下しており、介護が必要な状態となっていることを示す言葉です。
「要介護」は5段階あります。
「要介護1」は部分的な介護が必要な状態に対し、「要介護5」は介護がなければ、日常的な生活が送れない状態を言います。
また意思疎通も困難である状態です。
「要支援」と「要介護」の違い!
「要支援」と「要介護」の言葉の意味を説明しました。
どちらの言葉も、公的介護保険制度で定められた身体の状態を示す指標のことですが、その内容はそれぞれ違います。
「要支援」とは二段階あり、「要介護」状態ではないのですが、そうならない為の予防として、何らかの支援が必要である状態を言います。
「要介護」とは「要支援」と違って、何からの「介護」が必要である状態です。
「要支援」は、自分で何とか日常生活が送れる状態ですから、これが大きな違いとなります。
介護に関する言葉として「要支援」と「要介護」はよく聞くかもしれませんが、意味としては大きな違いがあることを理解しておきましょう。
また同じ「要介護」であっても「要介護1」と「要介護5」では、介護の状況も大きく違ってくるのです。
まとめ
いかがでしたか。
「要支援」と「要介護」、それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。
違いを正しく理解して使い分けてください。