映画を観る場所として「シネコン」と「映画館」という言葉があります。
一体どの様に違うのか、それぞれの概要についても併せて紹介します。
「シネコン」とは?
「シネコン」の意味と概要について紹介します。
意味
「シネコン」とは、「シネマ・コンプレックス」の略語で、「入り口がひとつであり、中に複数の上映フロアがある映画館のこと」です。
一つの建物の中で複数の映画が上映されていて、中には10フロアという「シネコン」もあります。
概要
「コンプレックス」とは英語の“complex”で、「複合体」という意味があります。
つまり「シネコン」とは「映画館の複合体」という意味で、ショッピングセンターに併設されていることが多くなります。
入り口でチケットを確認して入場すると、中にいくつもの上映フロアがあり、自分の好きな映画を上映しているフロアに入るというシステムです。
ロビーは共有で、総入れ替え制になっています。
「映画館」とは?
「映画館」の意味と概要について紹介します。
意味
「映画館」とは、「映画を上映する専用の建物のこと」という意味です。
その映画を上映する為に独立して建てられている施設で、通常スクリーンは1つです。
概要
「映画館」は、通常上映フロアは1つで、稀に2つ~3つのフロアが設置されているところもありますが、チケットカウンターが分れています。
映画館の種類には、個人や組織が経営していて自分が上映したい作品を買い付けるタイプと、大手の映画会社が配給する映画を上映するタイプがあります。
「シネコン」と「映画館」の違い!
「シネコン」は「ショッピングモールなどに併設されている、複数の劇場がある複合型映画館」のことです。
「映画館」は「単体で映画を上映している専用の映画館」のことです。
この2つの違いは劇場数と規模の違いと言えます。
まとめ
「シネコン」と「映画館」は、建物の構造的に大きな違いがあります。
映画を観に行く時によく観察してみましょう。