「しもやけ」と「水虫」は、見た目こそ似ているものの、全く違う疾患です。
「しもやけ」と「水虫」の違い
「しもやけ」とは、寒さによって皮膚が凍傷を起こしている症状に対して使う言葉で、正確にはその「凍傷」と呼ばれます。
「水虫」の方は、皮膚が白癬菌に感染して起こる疾患なので、まず根本的な原因がこのように違います。
しもやけは、それほど酷い状態でなければ放っておいても回復することが多いですが、水虫はきちんとした治療を行わないと治すのは難しいと考えてください。
「しもやけ」と「水虫」の見た目の違い
「しもやけ」も「水虫」もどちらとも、患部の皮膚が赤くなって腫れたり、白くふやけるといった症状の為、素人が見ただけでの区別は難しいことが多いです。
特徴として、「水虫」はほとんごが足の指にできるもので、「しもやけ」は特に場所を選びません。
その為、足にそのような症状が出た場合には、一度皮膚科できちんと見てもらうことをおすすめします。
水虫だった場合には、放っておいても治ることはまずなく、悪化してしまうことが考えられるからです。
まとめ
しもやけは、寒い外国に行ったり、雪山にでも登らない限り、冬にしか見られない疾患です。
よって、暖かい季節にこのような症状が足に出た場合には、水虫の可能性が高いと言えるでしょう。