「置き論破」と「論破」の違いとは?分かりやすく解釈

「置き論破」と「論破」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「置き論破」「論破」の違いを分かりやすく説明していきます。

「置き論破」とは?

「置き論破」とは?

「置き論破」とは、2ちゃんねるなどの掲示板で、ある発言に対する結論が先にあった場合に、それを指して使う言葉です。

例として、800メートル走の話で、「300(発言番号):俺は学生時代には1分42秒くらいで走ったな」といった発言をした人が居て、それより前に「290:日本記録は1分45秒75だ」という発言があった時がこれに当たります。

日本記録より早く走っているはずがないので、発言する前からそれがウソだと(既に置かれている発言によって)「論破」されているという具合です。

そのような場合に、「>>300、>>290置き論破」といったように使われます(「>>」は、その発言者向けのレスポンス、またはそこを見るようにという意味になります)。

「論破」とは?

「論破」とは?

「論破」とは、相手の唱えた説を議論によって打ち破ることです。

本来は、理論的に間違っている、矛盾していると諭すことですが、ただの言い合いで打ち負かすような場合にも用いられる言葉で、相手を「論破した」方が必ずしも正しいとは限りません。

どちらにしても、相手が何も言えなくなる、論議とは関係のない暴言を吐き出したといったことになれば、「論破した」と解釈されます。

「置き論破」と「論破」の違い

「置き論破」と「論破」の違い

「置き論破」「論破」の違いを、分かりやすく解説します。

「置き論破」は、その発言の前から、それが理論的に間違っている、矛盾しているといった発言が既に「置かれていた」時に使われる言葉です。

「おい、置き論破されてるぞw」のような使い方になり、少し前くらい見ろという意味も込められていると考えていいでしょう。

「論破」は、議論で打ち負かすという意味になり、正しい内容で相手を諭す場合だけでなく、ただの言い合いに勝つ(勝った)という意味で用いられる場合もあります。

そのような時には、「無理矢理論破したなw」のように使われることが多いです。

まとめ

まとめ

「置き論破」「論破」は、このような言葉になります。

「置き論破」は、2ちゃんねるではまま見ることができ、その都度ちょっとした盛り上がりを見せることがあります。