この記事では、「アナログ」と「デジタル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アナログ」とは?
「アナログ」とは、物理的に表現できる量で状態が分かるものだと解釈してください。
見た目で分かる場合だけでなく、機械的に判断が可能な場合も含む表現で、その量の変化によって状態が変わる点が特徴になります。
例えば、この「アナログ」になるカセットテープやビデオテープは、テープ内の磁気の量を変化させることによって、音や映像が変わる仕組みとなっています。
「デジタル」とは?
「デジタル」は、0か1か(オンかオフか)で表すことができるものに使われる言葉です。
音楽で言えば、CDがこの「デジタル」音源に当たりますが、どのような曲であっても、データとして2進数(ビット)で表すと、0と1だけの集合体です。
そのような扱い(判断)ができる機器を「デジタル機器」と呼んでおり、「アナログ」媒体になるテープではなく、HDDやメモリ、DVDなどの「デジタル」媒体に記録が可能なビデオカメラは「デジタル」ビデオカメラと呼ばれます。
「アナログ」と「デジタル」の違い
「アナログ」と「デジタル」の違いを、分かりやすく解説します。
「アナログ」では、何かの量の変化が状態をそのまま表すことになります。
レコード盤がいい例になり、再生の為に針を落とす溝に掘られたその深さが量の変化に該当します。
「デジタル」は、0か1かの世界で、CDでは、そのような膨大なデータで曲として成り立っています。
画像ファイルや動画ファイルもこの「デジタル」形式のデータとなり、情報として、0と1だけで構成されています。
このような例を分かりやすく表現すると、文字の「a」は、10進数での文字コード(ASCII)では「97」になります。
これは、2進数では「1100001」なので、0と1だけになるという訳です。
まとめ
「アナログ」と「デジタル」は、このような言葉です。
多くのものが「デジタル」化されている世の中ですが、彫刻や絵画のように、「アナログ」でしか表現できないものもあります。