「確実」と「堅実」の違いとは?分かりやすく解釈

「確実」と「堅実」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「確実」「堅実」の違いを分かりやすく説明していきます。

「確実」とは?

「確実」とは?

「確実」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「確実」「かくじつ」と読みます。

「確実」は、「確かで間違いのないこと。

その様子」
という意味があります。

例えば、ある情報を聞いた時に、その情報が確かで間違いがないと感じたら、「確実な情報だ」と言うことができます。

また、受験をした後で、間違いなく合格できているという手ごたえがあった時、「確実に合格している」などと周囲の人に言えるかもしれません。

他にも、テレビのニュースで、真実ではない報道がなされてしまうことがあるかもしれません。

このような時、「確実な報道ではなかった」と表現することができます。

さらに、プロポーズをするとき、確かで間違いないこととして、一生愛し続けることを誓うとき、「確実に一生、君のことを愛し続ける」などと言うかもしれません。

このように、確かで間違いないことを「確実」と言います。

「堅実」とは?

「堅実」とは?

「堅実」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「堅実」「けんじつ」と読みます。

「堅実」は、「手堅く確実なこと。

確かで危なげないこと」
という意味があります。

ちなみに「手堅い」には、「やり方が堅実で、危なげないこと。

派手ではないが確実なこと」
という意味があります。

何かをするときに、危なげなく、確かだと思えるような場合は、「堅実」と言うことができます。

例えば、収入は高いのに、最低限の生活費で生活を送るよう心掛けている人は、「堅実な生活を心がける人」と言うことができます。

また、派手さはないものの、確実に高い売り上げを挙げている会社は、「堅実な経営をしている会社」と呼ばれるかもしれません。

他にも、「堅実な人柄だから、彼は結婚相手におすすめだ」とか、「堅実なやり方では、この先には進めない」などという文章を作ることができます。

「確実」と「堅実」の違い

「確実」と「堅実」の違い

「確実」「堅実」の違いを、分かりやすく解説します。

「確実」は、「確かで間違いのないこと。

その様子」
という意味があります。

一方で、「堅実」は、「手堅く確実なこと。

確かで危なげないこと」
という意味があります。

どちらも確かなものを意味する言葉という共通点があります。

ただし、「堅実」「確実で手堅い」という意味があるため、「確実」+「やり方が危なげないこと」となります。

「確実な方法」は、「間違いのない方法」という意味がありますが、「堅実な方法」は、「手堅い」という意味が加わるため、「危なげなく間違いのない方法」という意味になるという違いがあります。

まとめ

まとめ

「確実」「堅実」の違いについて見てきました。

「確実」「堅実」はよく似ていますが、「堅実」には「手堅い」という意味が含まれるという違いがあります。

2つの言葉の違いを知ることで、混同せずに使い分けることができるようになりそうです。