この記事では、「パスポート」と「ビザ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「パスポート」とは?
「パスポート」とは、「旅券」と呼ばれるもので、出国する際に必要になるものです。
外国への入国にも必要になるものなので、海外へ行く際には必ず携帯しないといけません。
所有するには申請が必要になり、日本では0歳児であっても、これ無くして出国することはできません。
また、有効期限が5年、10年の二種類があり、それが切れると更新が必要になります。
現行では10年の有効期限の「パスポート」は、20歳以上でないと申請できませんが、2022年4月1日からは18歳以上であれば、それが申請できるようになる予定です。
「ビザ」とは?
「ビザ」は、「査証」も呼ばれ、特定の国に入国する為に必要になります。
日本の「パスポート」では、世界の68の国や地域(2019年現在です)に、これを必要とせず入国することができますが、例えば、アメリカはその対象外なので、この「ビザ」がないと入国が認められません。
この取得には、その国の大使館や領事館などに申請が必要になり、国によっては直接その国まで申請しないといけません。
入国目的や滞在期間にもよりますが、原則的に90日以内の滞在しか認められることはなく、それを越える「ビザ」の発行は、その国で労働するような場合に限られます。
「パスポート」と「ビザ」の違い
「パスポート」と「ビザ」の違いを、分かりやすく解説します。
「パスポート」は、出国に必要になるもので、2019年現在で世界の68の国や地域には、「ビザ」なしでこれだけで入国が可能となっています。
「ビザ」は、それが必要になる国への入国に「パスポート」と共に必要になり、それに記載された滞間のみ、その国に滞在することが許可されます。
ツアーとして販売されている海外旅行では、その旅行会社が代理で申請してくれるので、あまりこれを気にする必要はありません。
まとめ
「パスポート」と「ビザ」は、このように異なります。
日本からの出国には、「パスポート」は必ず必要になり、それだけでは入国できない国へ行く場合には、「ビザ」も必要になります。
ただし、全ての国や地域で「ビザ」を発行してくれるとは限りません(そのような国や地域には、行くことはできません)。