この記事では、「真冬日」と「冬日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「真冬日」とは?
「真冬日」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「真冬日」は「まふゆび」と読みます。
「真冬日」は、「1日の最高気温が、セ氏零度未満の日」という意味があります。
1日の間に、気温が一度もセ氏温度が0度にもならない日は、「真冬日」と呼ばれます。
ちなみに「セ氏温度」とは、1742年にスウェーデンの天文学者セルシウスが定めた温度目盛りになり、「セ」は「セルシウス」からきています。
一般的に「気温」を言うときは、このセ氏温度を使っています。
「セ氏」は、「摂氏」と書くこともあります。
例えば、寝る前に明日の天気予報を見たとき、予想最高気温が-1度、予想最高気温が-10度だった場合、「明日は真冬日か」などとつぶやくかもしれません。
さらに、南の方で生活していた人が、北の方で暮らすようになった時、「今住んでいる土地は、真冬日ばかりだ」などと嘆くかもしれません。
他にも、「真冬日になると、熊なら冬眠してしまう」とか、「真冬日になると、雪が解ける暇がない」などという文章を作ることができます。
「冬日」とは?
「冬日」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「冬日」は「ふゆび」と読みます。
「冬日」は、「一日の最低気温が、セ氏零度を下回る日」という意味があります。
ある日の最低気温が、セ氏零度を下回り、-1度などになった場合は、「冬日」と認定されます。
昼は暖かかったものの、夜になると冷え込んできて、気温を見たら-1度になった場合、「今日は冬日だ」などとつぶやくかもしれません。
また、秋口なのに、とても冷え込む日があり、セ氏零度を下回った場合は、「まだ秋なのに、冬日を迎えることになった」などと言うことができます。
他にも、セ氏零度を下回るような日は、布団から出るのがつらいと感じる時、「冬日の朝は、布団から出るのも一苦労だ」などという文章を作ることができます。
このように、一日の最低気温がセ氏零度を下回った場合は、「冬日」という言葉を使ってみましょう。
「真冬日」と「冬日」の違い
「真冬日」と「冬日」の違いを、分かりやすく解説します。
「真冬日」は、「1日の最高気温が、セ氏零度未満の日」という意味があります。
一方の「冬日」は、「一日の最低気温が、セ氏零度を下回る日」という意味があります。
このように、最高気温がセ氏零度を下回る時、「真冬日」と呼び、最低気温がセ氏零度を下回る時は「冬日」と言うように、セ氏零度を下回るのが、最低気温か、最高気温かという違いがあります。
最高気温がセ氏零度を下回る日は、最低気温がセ氏零度を下回る日に比べると寒く、基本的に真冬であるため、「真冬日」と名付けられています。
まとめ
「真冬日」と「冬日」の違いについて見てきました。
2つの言葉には明確な意味の違いがありました。
2つの言葉の意味の違いを知ることで、きちんと使い分けることができるようになりそうです。