「新月」と「つごもり」の違いとは?分かりやすく解釈

「新月」と「つごもり」の違い言葉・カタカナ語・言語

みなさんは「新月」「つごもり」という言葉の意味をご存知でしょうか?

そこでこの記事では、「新月」「つごもり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「新月」とは?

「新月」とは?

「新月」「しんげつ」という読み方をします。

この「新月」は別名「三日月(みかづき)」とも言いますが、「東の空に輝き出した月」のことを指しています。

また「十五夜の輝き始めたばかりの明るい月」と言うこともできます。

「つごもり」とは?

「つごもり」とは?

「つごもり」「月隠(つきごもり)」は転化した言葉で、「月の最後の日」「みそかのこと」を指しています。

「陰暦で月の下旬のほぼ10日間」を指しています。

「新月」と「つごもり」の違い

「新月」と「つごもり」の違い

では、ここで「新月」「つごもり」の違いを見ていきましょう。

どのような意味があるのでしょうか? 「新月」「十五夜の輝き始めたばかりの明るい月」を指しており、「太陽と地球の間に月が入る形でほぼ一直線に並んでいる時の月のこと」を言っています。

もう少し詳しく見ていると、地球から見て月と太陽の方向が同じになっている状態になっており、月から反射した太陽の光が地球に届かないために地球から月が見えないのです。

一方の「つごもり」「月の光がまったく見えなくなる時期」を指しています。

この頃は陰暦では月の終わりで月末に当たることから一般的には「月の下旬や最終日のこと」を言い、「年の最終日」「大晦日(おおつごもり)」と言っているのです。

「新月」の例文

「新月」の例文

では、ここで「新月」を例文を見ていくことにしましょう。

具体的には以下のような文章が挙げられます。

・『新月の頃に夜空を見て酒を飲むのが好きなんだよな。この頃が一番いいんだよね』
・『新月って見ているだけで不思議と気持ちが落ち着くんだ』
この例文を見ると、新月の時に神秘的な雰囲気があるような感じがします。

満月とは異なった魅力があるのかもしれません。

かなりロマン的な感じが伝わってきます。

「新月」というフレーズははそれだけの意味深い言葉なのです。

「つごもり」の例文

「つごもり」の例文

続いて「つごもり」の例文を見ていきましょう。

どのような例文になるでしょうか? ・『つごもりのころは何故か気持ちがイライラしてしまんだよね。私って。やっぱり月の満ち欠けてが影響してるのかな?』
・『私ってつごもりの時期にどうしても気持ちが落ち込んでしまうんです。これも月の影響なの?』
例文では「つごもり」という言葉の使い方を紹介していますが、日常生活の中ではあまり使う機会はそんなに多くはないのではないでしょうか?それだけにこのような使い方があることを知っているといいかもしれません。

まとめ

まとめ

ここまで「新月」「つごもり」の意味や違いを説明してきました。

この2つの言葉が私たちの日常生活の中であまり使うことがないだけに、目新しく感じるかもしれません。

しかし、月という存在はかなり神秘的てロマンを感じるかもしれません。