「温感湿布」と「冷感湿布」の違いとは?分かりやすく解釈

「温感湿布」と「冷感湿布」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「温感湿布」「冷感湿布」の違いを分かりやすく説明していきます。

「温感湿布」とは?

「温感湿布」とは?

「温感湿布」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「温感湿布」「おんかんしっぷ」と読みます。

「温感湿布」「サリチル酸メチル、トウガラシエキス」などを使って作られた湿布のことを指します。

湿布を貼った時に、患部が温かく感じられることから「温感湿布」と呼びます。

ちなみに「湿布」には、「水や湯、薬液などに浸した布を当てることで、幹部を温めたり冷やしたりする治療法。

また当てるもの」
を意味します。

「サリチル酸メチル」は、鎮痛、消炎効果を有する成分で、この成分を含む湿布を張ることで、痛みが和らぎ、炎症を落ち着かせることができると考えられています。

「トウガラシエキス」は、湿布を張った部分の血管を広げ、血流を良くしてくれる効果が期待できます。

このように「温感湿布」は、痛みを和らげ、炎症を落ち着かせる効果に加えて、血流を良くする効果が期待できるということになります。

「冷感湿布」とは?

「冷感湿布」とは?

「冷感湿布」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「冷感湿布」「れいかんしっぷ」と読みます。

「冷感湿布」「サリチル酸メチルと、I-メントール、ハッカ油」などを使った湿布のことを指します。

湿布を貼った時に、患部がひんやりと冷たく感じられることから「冷感湿布」と呼びます。

「サリチル酸メチル」は、鎮痛、消炎効果を有する成分で、「I-メントール、ハッカ油」は、清涼感があります。

患部が炎症を起こして、熱を持っているようなとき、「冷感湿布」を患部に貼り、冷やします。

例えば足をねん挫したとき、また腕などをどこかに激しくぶつけて打撲した場合は、まず炎症を抑えるために、「冷感湿布」を貼ることになります。

患部が冷えることで、血管が縮小し、内出血を防いでくれると考えることができます。

「温感湿布」と「冷感湿布」の違い

「温感湿布」と「冷感湿布」の違い

「温感湿布」「冷感湿布」の違いを、分かりやすく解説します。

「温感湿布」「サリチル酸メチル、トウガラシエキス」などを使って作られた湿布のことを指します。

一方で「冷感湿布」「サリチル酸メチルと、I-メントール、ハッカ油」などを使った湿布のことを指します。

このように、使用されている成分に大きな違いがあります。

また「温感湿布」は貼った時に暖かく感じるのに対して、「冷感湿布」は貼った時に冷たく感じるという違いもあります。

さらに、「冷感湿布」は、炎症を抑えることを第一に考えて作られているのに対して、「温感湿布」は、患部を温めて血行を促すことを考えて作られているという違いもあります。

そのため、「温感湿布」「冷感湿布」は使用目的が違うということになります。

まとめ

まとめ

「温感湿布」「冷感湿布」の違いについて見てきました。

2つの言葉には大きな意味の違いがありました。

使用用途の違いを知り、使い分けるようにしましょう。