「集客」と「誘客」の違いとは?分かりやすく解釈

「集客」と「誘客」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「集客」「誘客」の違いを分かりやすく説明していきます。

「集客」とは?

「集客」とは?

「集客」とは店側が店舗に訪れる客やホームページなどからサービスを利用する客を集めること、またそれらの結果として客が集まることを指します。

こういう物やサービスを提供しています、当店ではこれが今安くなっています、だからお店に来てください、という宣伝を広告やウェブ上で行うのが代表的な「集客」手段です。

これ以外にも「集客」手段はありますが、どれもそのお店のメリットや同業他社にはない独自性を紹介して、それにより客の興味を引き、利用者を増やすことが「集客」の目的になります。

今こういう物やサービスが必要だから、それらを提供しているいい店はないかと言う見込み客に、自分から店やサービスをアピールして呼び込む事が「集客」です。

様々な物やサービスの利用が容易な現代ビジネスでは、「集客」力を高めることはビジネスの基本になっています。

「誘客」とは?

「誘客」とは?

「誘客」とは店が何もしていなくても、客が自発的にお店を訪れたりサービスを利用すること、またはそうした客が増えるような事柄を指す言葉です。

誘うという字が使われていますが、実際にお店が働きかけて誘う訳ではなく、何らかの要因で客を誘致することと言えます。

こういう物が必要、こういうサービスを受けたいと考えている見込み客が、そう言えばそれを扱っている店があった、サービスを提供しているお店を見かけたからそこを利用しよう、と考えて実際に利用すること、そう思わせることが「誘客」です。

そのためには解りやすい立地条件や、実際に利用した客からの好評など、知名度が必要になります。

「誘客」で訪れる客は、宣伝広告にお金を掛けなくても、売上に貢献してくれる客とも言えるので、現代ビジネスではいかに「誘客」を増やすかも重要です。

「集客」と「誘客」の違い

「集客」と「誘客」の違い

「集客」「誘客」の違いを、分かりやすく解説します。

「集客」は店側から客が来るように働きかけることやその成果として客が集まることで、「誘客」はお店側の宣伝と関係なしに客側が自分からお店を利用しに来ることです。

一切お店側から宣伝しない場合は、店を利用している客は全員が「誘客」による客になります。

またお店側が広告を出して宣伝した場合は「集客」ですが、お店の利用者が自発的にそのお店の良さを他の人に宣伝したのなら、その宣伝は店側によるものではないので「集客」ではなく「誘客」の一種です。

お店側が広告などを一切出さないのであれば「集客」による利益は一切ないということもありますが、ある程度客足があるお店であれば、「集客」の有無に関わらず「誘客」が一切ないということは基本的にありません。

まとめ

まとめ

現代社会では自分から効果的に客を集めないと利用者も増えず利益も出ないので、お金をかけてでも客を集める「集客」は必須です。

その結果認知度と評判が高まれば、自発的に客が増える「誘客」に繋がるので、まずは「集客」で客を集め、「誘客」を増やすのが、現代ビジネスの基本敵な戦略になっています。